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2016年10月16日

8234:米医師の71%がクロ判定。なぜ「ヒラリー重病説」は報じられないのか? :記事紹介

米医師の71%がクロ判定。なぜ「ヒラリー重病説」は報じられないのか?

◎先日のこのブログのヒラリー重病説の記事を見て、米国に長く住んでいて、現在は日本に帰国しておいでの眼科医K先生は、米国ではクリントン候補の病名がパーキンソン病とうわさされている」と、SNSで教えてくださいました。

◎病気説がが本当なら、クリントン氏本人は、自分が選ばれれば民主党の副大統領候補であるティム・ケイン上院議員(58歳)(脚注)が事実上の大統領になることを知った上で、選挙戦を戦っていることになるでしょう。もし、それまで健康が保てなければ?という質問の答えは見つかりません。

◎アンケート対象者は250人の医師。そのうち71%が、ヒラリー・クリントン候補の健康状態について「深刻で、米国の大統領としての資格を有していない」と回答した。ーー

81%以上が「彼女の脳震盪の病歴」を知っており、59%が「脳静脈洞血栓症の病歴」を知っていた。深刻な静脈血栓塞栓症の病歴を知っていたのは52%であった。

78%が「彼女の健康問題に関してメディアは充分に取り上げていない」と回答しており、それと反対に「余りにも強調されすぎている」と回答したのは2.7%だけ。

◎夫であるクリントン元大統領は「妻は酷い脳震盪を起こし、それを克服するのに非常に深刻な治療を6ヶ月間必要とした」という公式発言をしています。

この2014年5月付の記事では、実際に転倒事故が起きた日時がどうもハッキリしません。

転倒事故が起きたのは2012年12月上旬だったようです。そして退院したのは2013年1月2日だったのですが、このときヒラリー候補は、コンタクトレンズをやめて牛乳瓶の底のような分厚い特殊な眼鏡を掛けていました。

これは脳震盪の後遺症で必要になったとの説明がされていました。この眼鏡が消えたのは2月上旬頃とのことでした。

参考記事 2013年01月02日 3939 静脈洞血栓症とは?クリントン夫人は右横静脈洞血栓症だそうですね。(https://www.kiyosawa.or.jp/archives/53864382.html)

清澤のコメント:クリントン候補が国務長官をしていたころ、彼女が入院していた原因が脳静脈洞血栓症(sinus thrombosis)だとニュースで見た記憶があり、それは重症だと感じたことがありました。外傷が原因のこともあり、それ以外の原因があることもあります。脳静脈洞には上矢状静脈洞と横静脈洞、それにS状静脈洞があります。そのいずれかに血栓を生じれば、その上流の脳の静脈は鬱血して循環障害を起こし、脳圧亢進なども起こし手頭痛を訴えるでしょう。この場合、眼所見としては眼底にはうっ血乳頭もみられることがあり一過性の視野の曇りを伴うこともあります。わたくしの経験では偽脳腫瘍(脳腫瘍の用で脳腫瘍ではない=pseudotumor cerebriとされるものの相当部分がこの疾患でした。)それに対して、脳外科などでワルファリン等の血栓溶解剤を使用し続けているということはありうることだと思います。

脳静脈洞血栓症とは:
 脳静脈血栓症(CVT)は、急性または緩徐進行性の神経学的症状で診断される状態。 CVTは、突然または数週間かけて進化する徴候や症状の広いスペクトルを持つ。髄膜炎、脳症、良性頭蓋内圧亢進症、および脳卒中に似る。平均年齢は29.75歳(25 – 40才)。 12人の女性のうち、8人は産後、2人が妊娠中、一人は経口避妊薬使用、抗リン脂質抗体陽性が一人であった。

 CVTの診断例は増加している。新しい撮像法は、早期治療対策のための機会を提供し、CVTの容易な診断につながっている。頭痛は、症例の約80%で存在し、CVTを有する患者において最も頻繁な症状。第六脳神経麻痺(外転神経麻痺)は偽の局在症状としてして現れる。患者は再発する発作を有することがある。CVTは産褥期における脳卒中の重要な原因として
アルバニアでの報告が多い。

◎さて、これからの見ものは、このような状況を米国大手メディアが大きく報道するかどうか?ということですが――多分、よほどのことがない限り、それはないでしょう。

◎脚注;ティム・ケイン上院議員
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ティモシー・マイケル・“ティム”・ケイン(英語: Timothy Michael “Tim” Kaine, 1958年2月26日 – )は、アメリカ合衆国の政治家。バージニア州選出のアメリカ合衆国上院議員(1期)。所属政党は民主党。リッチモンド市議会議員(2期)、リッチモンド市長(第76代)、バージニア州副知事(第38代)、バージニア州知事(第70代)、民主党全国委員長などを歴任した。 スペイン語も話せ、社会活動や保健行政にも通ずる。TPPにはどちらかというと賛成の立場。

Categorised in: 社会・経済