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2016年10月7日

8206:ポンド突然の急落、ブレグジットショック再燃か

ポンド突然の急落、ブレグジットショック再燃か
経済部 三田敬大
2016/10/7 12:18
日本経済新聞 電子版

清澤のコメント:キーワードはファットフィンガーシンドローム: ファットフィンガーシンドローム(英: Fat Finger syndrome)は、株式などの金融取引で、電子取引の注文の誤入力によって、多大な損害を被ること。取引金額が大きければ、国際的な金融取引システムの混乱につながる。

概要: 「ファットフィンガー」とは太い指の意味。欧米人の指が太く、電子取引に使われるコンピュータ端末のキーボードを打つときに、押すつもりのなかったキーを押してしまうことから名付けられた。

巨額な取引を行っているのは証券会社が主なので、巨大な損害を被るのは誤発注をした証券会社であり、巨額な利益を得るのも他の証券会社である。しかし、現物が存在しない金融商品(株式など)の売買が成立してしまうので、金融取引システムそのものについて大きな混乱が発生する。ということです。

誤入力なのか、そのような状況のあるところに注文が殺到したのか、はたまた自動取引プログラムによる暴走なのか?ト様々な憶測や観測が飛び交っています。それなりに戻しを見せたようですが、大きな変動の前触れかもしれません。

ーーー以下が本文引用ですーー

 7日午前の外国為替市場で一時、英ポンドが急落する一幕があった。原因を巡って短期筋の売り仕掛けや誤発注などの臆測が飛び交うなか、英国の欧州連合離脱(ブレグジット)に伴う混乱を嫌ったポンド売りが本格化しているとの見方も出始めた。

 異変が起きたのは午前8時すぎ。ポンドは対ドルで1ポンド=1.19ドル前後まで下落し、1985年以来31年ぶりの安値を付けた。急落前の水準は1.26ドル前後で、一気に5%以上もポンド安が進んだ。市場参加者の多くはキツネにつままれたような状況だ。その後、数分のうちに1.23ドル前後まで戻したことも混乱に拍車をかけた。

 市場では「英国からのキャピタルフライト(資本逃避)が本格化した」との思惑が浮上している。短期筋のポンド売りだけでなく、「ポンドを使って輸出入を手がける企業が資金を米ドルに本格的に移し始めたのが急落のきっかけになったのでは」との見立てだ。

 外国為替を扱う複数の市場関係者は午前のポンド急落について「短期筋の仕掛けというよりも、企業の大口注文が要因だろう」と話した。6月下旬以降、いったんは収まりかけたかに見えた“ブレグジット・ショック”が再燃する可能性が出ている。

 もともとポンドについては下落傾向が続いていた。英国のメイ首相が2日に来年3月までにEUに離脱を正式通告すると表明。離脱の影響が見極めにくいことから短期筋のリスク回避的なポンド売りが優勢となっていたことも背景にある。

 7日夜を予定する米雇用統計の発表を前に、投資家は様子見姿勢を強めていた。円相場にとっても今週は対ドルでじりじりと円安が続き、穏やかな値動きだった。そうした矢先の異変。週明け10日は東京市場は祝日で参加者は少ない。雇用統計発表後から来週にかけ、為替相場が再び大きく動く気配が強まっている。

Categorised in: 社会・経済