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2016年8月7日

8027:金価格の上昇は、これからがいよいよ本番だ:記事紹介です

金価格の上昇は、これからがいよいよ本番だ:1ドル100円割れなら中期で「買いのチャンス」の記事紹介です。

亀井幸一郎 :マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表 2016年08月04日の記事の要点は:『金投資の人気が復活してきた。今年1月の日本銀行によるマイナス金利政策の導入発表を機に、国債に投資しても償還(満期)まで持てばおカネが減るという異常事態が定着する中で、資金逃避先として金が脚光を浴びている。さらに、英国のEU離脱問題(ブレグジット)などで国際情勢も不透明さを増し、安全資産の筆頭格として注目がさらに高まった。果たして人気復活は本物か。』と言います。

清澤のコメント:
 昨年末まではドル建て金価格が下がっても、円安傾向で国内金価格はそれほどは下がらなかった(5200⇒4400?)。今年になると、ドル建て金価格が上がっても、円がドルに対して高いから、国内金価格はさほどは上がっていない(4400⇒4700?)ように見えます。
 金の市場規模は小さいので、中長期でトロイオンス当たり2000ドル超の場面が有っても、もし国債暴落や円暴落が来たら我々の実体経済もその時には破綻しますから、収入は途絶し、金で名目円建て資産が多少増えても円資産が無価値化するのではないか?という心配があります。

記事の要点抜粋
◎マイナス利回りの国債は「安全資産」とは言えない。中長期的に:著者は金はさらに「買い」のスタンスだという。

○各国中央銀行が緩和政策を続け、国債相場はバブル化。国債のバブル崩壊に対するリスクヘッジとして、金が買われる展開。

「通貨バラマキ策」の弊害で起きる国債価格急落への備えとして、資金の安全な逃避先とし金需要あり。

○金生産は全世界でわずか14兆円。比して金融膨張は甚だしい。金融市場の小さな資金シフトが金市場に与える影響は甚大。

○今年の相場の流れ。
1月:信用売り残高が過去最高レベル。上海株下落、人民元切下げ、原油価格の急落で、金カラ売りが解消に向かい、金価格上昇開始。

2月:新規の資金流入。日銀のマイナス金利政策が転機。金先物や金上場投資信託(ETF)、金鉱株に資金集中。

4月以降:FRBの利上げ観測遠のく。ブレグジット問題や中国経済先行き不安から、さらに金価格上昇。

今後の見通し;8月下旬から9月にかけて次の上昇局面を迎えるだろうという。
・ブレグジット問題で、EUの実体経済にマイナス影響。
・中国の景気減速の本格化。
・(今夏秋に)米国景気減速感、利上げの先送り観の高まり。
・国際的な政治の不安定さも金市場を刺激。

⇒金の国際相場は、2015年12月につけた1トロイオンス=1045ドルの直近安値から、足元1300ドル台まで回復しているが、条件が重なれば年内に1オンス1450ドルの高値をつけてもおかしくない。1オンス1900ドル台の天井を突破する可能性も。

◎金融政策継続なら、行き着く先は円安と金価格高

金はドルベースで取引が行われるので、昨今の円高傾向は向かい風。しかし、この先の円高局面は金購入のよいタイミングとなりそう。ドル円の下落(円高)とドル建て金価格の上昇。100円を割るような局面は買いのチャンス。

さらに、日銀の異次元緩和政策への疑問が噴出。為替相場は反転し、いよいよ通貨の信認低下が懸念され、円安が到来しそう。

そうなれば、ドル建て金価格の上昇と円安が同時に起こることが予想され、金が値上がりする環境は中長期で続く。金相場の復活はまだこれからが本番となる。
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Categorised in: 社会・経済