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2016年8月1日

8008:元横綱千代の富士 九重親方死去

ウルフ、小さな大横綱 故障越え 鋼の肉体
元横綱千代の富士 九重親方死去
2016/8/1 1:53日本経済新聞 電子版

ブログ主である清澤のコメント:また私よりも若い人が逝ってしまいました。記録も記録ですが、「こん畜生」といった表情が忘れられません。病名はすい臓がんだったのですね。安らかにお眠り下さい。

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千代の富士、猛攻の半生 北の湖倒す/復刻連載1
[2016年7月31日21時21分]

1981年初場所、優勝決定戦で北の湖を破り、初優勝を決めた関脇・千代の富士(写真は1981年1月25日)��
<この道 500人の証言:1995年7月25日付日刊スポーツ>

 オオカミのような、ぎらついた目で、相手をにらみつけた。ウルフ、と呼ばれた。千代の富士(現九重親方)は目で倒した。目で、ファンの心をつかんだ。連日ギャルが部屋へ押し掛け、フィーバーを起こした。1981年(昭56)初優勝時の体重116キロは、幕内で2番目の軽さだったが、全身を筋肉と闘志で固めた千代の富士が、次々に巨漢力士を倒すシーンは、日本人の心を熱くした。前人未到の通算1045勝。

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 小さな交通事故から、念のための検査で「膵臓(すいぞう)がん」が見つかった。昨年7月に手術、それは「早期発見で全く心配ないよ」と言っていたのに、これほど早く、北の湖理事長(昨年11月)に続き、相次いで角界の“巨星”を失うとは思いもよらなかった。

 北の湖は62歳で、九重親方(元横綱千代の富士)は6月に61歳になったばかりである。

 少しやんちゃの度が過ぎるくらい元気な親方だったが、1月の理事選出馬を断念(前回は落選)し、かつてナンバー2の事業部長を歴任しながら日本相撲協会にあって、無気力相撲を監視する一委員にすぎなかった。自らを奮い立たせるように九重部屋は親方の激しい怒声が響き、焦りのようなものも感じた。

 白鵬の37回、大鵬の32回に次ぐ優勝31回。182センチ、120キロの小さな大横綱は、角界初の国民栄誉賞を受賞したスーパースターであった。その晩年を思うと角界での生い立ちのことを考えざるを得ない。
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Categorised in: 社会・経済