お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年5月17日

7758:急に駆け込んで来たイスラム教徒の患者にはどう対応する?:記事紹介

IslamMap急に駆け込んで来たイスラム教徒の患者にはどう対応する?:記事紹介

 税理士さんからのユースレターにこんな記事が有りました。
 当医院では外国人の診療も多く、通訳兼院長相談相手のような立場で週に一度イスラム教徒であるバングラデッシュ人の医師にも出入りしてもらっています。お昼を一緒に外食するときや忘年会の会場を選ぶときなどには、豚肉の入っていないものも出せる店を選ぶという程度の気は使いますが、それ以上の配慮は要らないように感じています。

 本日、カリール・ラーマンさんに直接聞きました:魚と野菜は可能。豚のみならずイスラム教徒は、それなりに用意された方法で殺された肉(ハラルミート)以外は食用が禁止されていますので、日本ではあらゆる肉は避ける必要があります、とのことでした。

  --記事の引用---
最近は日本を訪れる外国人旅行客が増加しています。イスラム教徒の旅行客も目立ちます。旅行中に急な病気やケガで、イスラム教徒の患者さんがクリニックに駆け込んで来ることもあるかもしれません。

イスラム教徒は宗教上特別な配慮を要します。どのような点に注意して対応すればよいのでしょう?

「薬剤カプセル」「アルコール消毒」には注意

イスラム教の教えでタブーとされていることの代表格は「豚肉を食べること」と「飲酒」です。これは医療サービスとは無関係ではありません。

薬剤のカプセルの皮膜や化粧品に豚由来のコラーゲンが含まれていることがあります。薬剤投与時には注意しましょう。

医療処置でアルコール消毒を行う際も要注意。患者さんにアルコール消毒を行っていいか確認することが重要です。場合によっては、ノンアルコール消毒も検討しましょう。

また、イスラム教徒はラマダンという期間に、年1回、1ヵ月程度の断食を行うのは有名です。健康なイスラム教徒はラマダン中、日の出から日没まで飲食を絶ちます。しかし、妊婦や子供、病人、旅行中の人は例外です。なので、ラマダンでも、医学的に水分摂取が必要な患者さんがいたら、水をすすめても問題ありません。

男女の接触についても配慮しましょう。イスラム教徒の女性は、家族以外の異性には肌を見せず、触れさせることも避けるという戒律があります。もちろん、医療現場では生命が優先されるため、女性の患者さんに触れることは認められます。ただ、戒律がある点に気をつけることが大事です。

もうひとつ気をつけたいこととして、子供の患者さんが来た場合、日本人の子供と同様に、不用意に頭をなでてはいけません。頭は「神が宿る」と信じられている神聖な場所とされているからです。

イスラム教徒の患者さんが来たら、文化や宗教の違いを受け入れて理解し、尊重する姿勢を持つことが大事。できる範囲のことをしてあげれば、相手から感謝されるでしょう。
  ーー引用終了ーー

Categorised in: 社会・経済