お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年3月31日

7608:自動車などで活用が見込める 空間電磁界測定技術:上条憲一

高校の同級生の上條憲一さんが自分の書いた論文「自動車などで活用が見込める 空間電磁界測定技術:森田テック株式会社 上条憲一」の載った雑誌をお送りくださいました。
EMCという雑誌でElectro Magnetic Compatibility(No. 330 2015 October)というものです。
  ---
プロローグ:自動車産業では、ECU(エンジン制御ユニット)の増加に加えてHV(ハイブリッド自動車)EV(電気自動車)・FCV(燃料電池自動車)、スマートエントリー・スマートキー、超音波クリアランスソナー、ミリ波レーダーなどの搭載が進んでいる。また、住宅産業においても、スマートキー・スマートエントリーの技術開発・製品化が進んでいる。航空機・鉄道車両・重機産業においても電装ユニットの搭載が増加しておりEMCを考慮した設計のための新たな電磁波測定技術が求められている。EMCの問題に取り組むために有効な電磁界測定技術を紹介する。
keywordsはEMC,EMI,近傍界、遠方界、空間電磁界測定、測定再現性
  ---
清澤のコメント:このような案件を仕事にしている友人がいるという事で取り上げてみました。Electro Magnetic Compatibilityとは電磁両立性と訳されます。下に記すように電磁波の発生とその影響をどう避けるかが争点で、彼の属する会社はその発生(エミッション)をどう測定するかを評価しているというわけなのですね。

電磁両立性(英: electromagnetic compatibility、EMC)とは、電気・電子機器について、それらから発する電磁妨害波がほかのどのような機器、システムに対しても影響を与えず、またほかの機器、システムからの電磁妨害を受けても自身も満足に動作する耐性である。電磁共存性、電磁的両立性、電磁環境両立性または電磁(環境)適合性とも呼ばれる。

EMC を考慮する大きな目的は、異なった複数の電気・電子機器が同じ電磁的環境に混在しているときお互いに悪影響を及ぼさずに正しく作動することの確保である。 これを達成するため、EMC技術はエミッションとイミュニティ(またはサセプティビティ)の2種類の異なる問題に対処する。

エミッションは電磁気エネルギーの不必要な発生に関連があり、そのようなエネルギーの発生を減少し、外部環境への漏洩を防ぐための対策が必要となる。

イミュニティはこれとは対照的に、意図的でない電磁気障害の存在下において、電気機器を正しく動作させることに関係する。

妨害またはノイズの軽減すなわち「電磁適合性(EMC)」の達成は、エミッションとイミュニティ問題両方に対処することによって、すなわち発生源の軽減と影響を受ける機器の強化によって可能となる。

EMC対策部品メーカとしてはTDKや村田製作所が代表的である。 EMCを取り扱う技術書としては、科学情報出版が発行する日本国内唯一の月刊誌である月刊EMCなどが代表的である。
:という事だそうで、この論文が載った雑誌がこの業界唯一の月刊誌なのだそうです。

Categorised in: 社会・経済