お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年3月25日

7590:元力士が兄弟子から暴行を受け失明状態に

芝田山親方らに3200万円賠償命令 元力士に兄弟子が暴行

2016/3/24 21:01

大相撲・芝田山部屋の20代の元力士が兄弟子から暴行を受け失明状態になったとして、芝田山親方(元横綱大乃国)と兄弟子らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、親方と兄弟子に計約3200万円の支払いを命じた。佐久間健吉裁判長は暴行があったと認めた上で、親方が弟子の安全に配慮する義務を怠ったと指摘した。

眼科医清澤のコメント:打撲に関連して起きる網膜剥離のすべてがそうだというわけではありませんけれど、眼球打撲などの外傷が原因で網膜剥離が起きる場合、鋸状縁と呼ばれる網膜際周辺部に大きな裂孔(鋸状縁巨大裂孔)ができていることもあります。外傷が、直接の原因であるかどうかは、眼底所見も参考にならないことはあるかもしれません。一般的な論点として、1)傷害事件に対する責任問題と、2)その網膜剥離が外傷によって起きたものかどうか?という全く別の論点もありそうです。
  -----
 佐久間裁判長は元力士の証言などに基づき、1年半以上にわたって兄弟子から日常的に暴行されていたと判断。2011年3~4月、拳で顔やあごを5、6回殴られるなどし、網膜剥離を悪化させたと認定した。

 親方は訴訟で「同じ建物に住んでいるので、トラブルがあればすぐ分かる」と暴行を否定したが、佐久間裁判長は親方が出稽古の様子を把握していなかったとし、弟子らとの意思疎通が不十分だった可能性を指摘。「積極的に元力士と話していれば、暴行に気付いたはずだ」と述べた。

 判決によると、元力士は中学を卒業して入門。11年4月に実家に戻り、13年に引退した。兄弟子は傷害容疑で書類送検され不起訴処分となった。

 芝田山親方は「明らかに不当な判断で、即刻控訴する」とし、元力士は弁護士を通じ「兄弟子と親方は判決を真摯に受け止めてほしい」とのコメントを出した。〔共同〕

Categorised in: 社会・経済