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2014年4月30日

5399 客のパスモを自分のとすりかえ着服した東京メトロ駅員の悲しき“早業”:の記事です

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メトロ駅の職員が客のパスモを自分のものとすり替えるという手品のような犯罪を犯していたことが波紋を広げているようです。しかも、この職員は一回だけではないそうですし、過去のも同じ種類の犯罪が行われていたのに社内では再度というところが物議を醸しているというわけです。対応した駅員が誰であるかは聞かれたら明らかで、とても逃れられないです。パスモには使用履歴もありますから、何とも愚かな犯罪としか言いようがないのです。ふつうは相手に手渡す必要のないパスモ・スイカですから、使う人がおかしいと思えば、当然機械の誤操作ではないかと聞いてみるでしょうが、そこまで意識してスイカの残金を認識している人ばかりではないということなのでしょうか。

「何度も同じ不祥事があると、会社の管理態勢を疑いたくなる」と批判の矛先は会社側にも向かいます。管理者にも頭の痛い事件です。

ーーーネット記事ですーーー
産経新聞

2014年04月29日21時03分

客のパスモを自分のとすりかえ着服した東京メトロ駅員の悲しき“早業”

 乗客から預かったICカード乗車券(パスモ)を、瞬時に自分のものとすり替え、残額を着服する-。

 4月中旬に発覚した東京メトロの男性社員(25)による不祥事が波紋を広げている。手口の大胆さに加え、同社で過去にあった同じ不正が再び繰り返されたからだ。「鉄道従業員としてあるまじき行為」と同社は陳謝し、社員を処分する方針だが、乗客の間には不信感が広がっており、信頼回復に向けた会社側の“本気度”も問われている。

■異常に減少した残額…「端末ミスでは」との訴えで発覚

 不正行為は乗客からの問い合わせで露見した。

 「パスモの残額はいつも5000円程度なのに、なぜか970円しかない」

 4月15日午後5時過ぎ。学校帰りの学生らで混み始めた丸ノ内線四谷三丁目駅(東京都新宿区)の改札窓口にひとりの女性が訪れ、駅員に対しけげんそうな表情を浮かべていた。

 女性客は1週間前の8日午後、霞ケ関駅から丸ノ内線に乗車、新宿三丁目駅に向っていたが、同じ「三丁目」の名前がつく2つ手前の四谷三丁目駅で誤って下車。間違いに気づき、改札業務担当の男性社員に再入場の手続きを依頼した。女性客からパスモを預かった男性社員は、事務室内の端末で乗降データを慣れた手つきで処理し、パスモを再び女性客に手渡した。

 その後、別の駅でパスモを使って精算した際に残額が大幅に減っていることに気づいた女性客は、四谷三丁目駅での端末操作でミスがあったのではないかと疑い、同駅を訪れたのだ。しかし、待っていたのは意外な結果だった。駅事務室で別の社員が女性客のパスモの履歴を確認したところ、女性の居住地とは全く方向が違う横浜方面での乗降データが確認され、別人のものであることが判明したのだ。

■無記名式のパスモに照準合わせすりかえ

 4月15日夜。東京メトロではこのパスモのデータ処理を担当した男性社員に事情を聴いた。当初は押し黙っていたが、しばらくして「自分のものとすり替えた」と認めた。

 しかし、千葉県内に住む男性社員とパスモに記録された横浜方面での利用履歴は符合しない。聴取担当者から詳しい説明を求められた男性社員は、新たな事実を口にした。

 「以前に四ツ谷駅ですり替えたものを使った」

 3月27日午後、四ツ谷駅で改札業務を担当していた男性社員は、誤って下車した横浜方面からの女性客のパスモを預かり、端末で処理する際に自分のものとすり替えていたのだ。残金1310円だった女性のパスモに対し、男性社員がすりかえて渡したパスモの残金はわずか数百円程度だったという。

 芋づる式に判明する不正の連鎖。そもそも、なぜ男性社員は乗客のパスモに手を出したのか。

 東京メトロによると、男性社員にはパチンコや競馬で借金があったという。3月に支給された定期券代(約6万5000円)も生活費などに流用。パスモを購入し3000円をチャージしたが、残額がほとんどなくなった段階で、乗客のパスモとすり替えを行うようになったという。

 男性社員はチャージされた残額が多く、利用者の名前が印字されていない無記名式パスモに狙いを定めていた。すり替える際も、乗客に一瞬だけ背を向け、その間に胸ポケットのカードケースに忍ばせた自分のパスモと何食わぬ顔で取り替えていた。着服したパスモの残額計約6000円は、パスモで買い物ができる店舗などでジュースや漫画雑誌などの購入費にあてていたという。

 同社広報担当者は「改札業務の知識を悪用した手口だが、パスモには履歴が残るのでいつかはばれる。なぜこんな浅はかなことをしたのか…」とあきれた様子だった。

■4年前には池袋駅でも

 会社側は不正が発覚した翌16日、事実関係を発表。その際、同社幹部は「鉄道従業員としてあるまじき行為であり、関係者に大変迷惑をかけた」と陳謝した。再発防止策として、全駅の社員に対し改札窓口への私物持ち込みの禁止の徹底▽端末での不正な処理の有無を確認するための抜き打ち調査▽通勤定期券の購入チェック-を行う方針を明らかにした。

 しかし、今回と同様の不正行為は過去にもあり、その際も再発防止を誓ったはずだった。

 同社によると、平成22年9月、有楽町線池袋駅勤務の男性社員が改札窓口で勤務中、乗客から預かったクレジットカード機能付きでチャージ残額の多かったパスモと、落とし物として拾って所持していたパスモとをすり替え、約4万6700円を着服した。乗客にクレジットカード会社から見覚えのない請求書が届いたことで不正が発覚した。

 またも繰り返された不祥事に同社広報担当者は「コンプライアンス教育などを徹底していく」としているが、パスモを使用している都内の30代の男性会社員は「何度も同じ不祥事があると、会社の管理態勢を疑いたくなる」と批判の矛先を会社側にも向ける。

 26年4月1日で創立10周年を迎えた東京メトロ。「信頼され、選ばれ、愛される会社を目指す」とうたう同社にとって、今年1年は信用回復に向けた正念場にもなるだろう。

Categorised in: 社会・経済