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2013年1月4日

3946 女子学生死亡=首都で追悼集会、政府厳戒-インド

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インドの女子医学生が私的なバスを装った車両内で強姦の上突き落とされて死亡した事件が、インドを揺るがす事態になっている模様です。
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まず29日には【ニューデリー時事】レイプ被害の女子学生死亡=首都で追悼集会、政府厳戒-インド(AFP=時事)の記事が見えました。それは;
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 インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が集団レイプされ、性犯罪対策を政府に求める異例のデモが相次いだ問題で、重体だった被害女性が29日早朝(日本時間同)、入院先のシンガポールの病院で死亡した。インド各地では女性の死を悼む声が上がる一方、首都中心部ではデモ再燃を警戒するシン政権が警官隊を大量動員、厳戒態勢が敷かれた。

 29日は午前中から首都などで若者らによる追悼集会が開かれ、参加者たちは悲しみに暮れた。ある女性は地元テレビに「私たちが一緒だよと伝えたい」と被害女性に哀悼の意をささげた。

 インドではレイプ事件が頻発しているが、これまでは被害者が言い出せなかったり、社会的地位が低く警察が相手にしなかったりして、闇に葬られるケースが多かった。しかし、16日に起きた今回の事件は被害者が鉄棒で殴られるなど残忍で、同世代の女子学生らが同情する形で一気にデモが拡大。メディアが連日取り上げ、社会問題化した。(2012/12/29-18:25)
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というわけです。これに対してはウォールストリートジャーナル日本版も長大な解説記事を載せています。それが、2013年 1月 01日 15:23 ルールで縛ってもインド女性の安全は守れない 、というものです。それほどにインドでは女性の基本的な権利が蹂躙されていたということでもあるようです。
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Narinder Nanu/Agence France-Presse/

 インドで暮らしたことがある女性なら、それも10代の頃であればなおさら「してはいけない」という言葉は聞き慣れている。

 一人でタクシーに乗ってはいけない。そんなところを歩いてはいけない。車の窓を開けてはいけない。なれなれしくしてはいけない。何時以降の会議には応じてはいけない。家に他に人がいないときに修理の人を呼んではいけない。最後までオフィスに残ってはいけない。家の外でそんな服を着てはいけない。人と目を合わせてはいけない。

 自宅での性的虐待から町でのいやがらせ、さらには残虐な強姦に至るまでありとあらゆる性犯罪が日常茶飯事となっているインドでは、親は娘をルールの檻の中に閉じ込めて、最悪の事態から守ろうとしてきた。

 中産階級出身で教育を受けた女性はインドの女性の中でも最も自律しているが、それでも「してはいけない」ことがいくつもあることは十分承知している。「してはいけない」ことのリストは親と娘にとってお守りのようなもの、娘を加害者になるかもしれない人間の目につかないようにするためのマントのようなものだったのかもしれない。

 先月16日の夜のまだ早い時間に、友人の男性と一緒にバスに乗った1人の若い女性が男5人と少年1人に強姦され、暴行を受けるという事件が起きた。この事件は多くの女性とその家族を震撼させた。というのも、この女性の行動がそれほど危険なようには思えなかったからだ。彼女は「してはいけない」と言われたことを守っていなかったのか。彼女は一人ではなかった。時間もまだ午後8時だった。事件が起きた場所はニューデリーでも多くの若い女性が住む「上品な」地域で起きた。

 事件を受けて、女性が「してはいけない」ことをさらに増やそうとする女性や親もいるだろう。ニューデリーに行ってはいけない。男性と一緒にいるところを人から見られてはいけない。午後8時以降にバスに乗ってはいけない。失礼なことを言われても反応してはいけない。(中略)

 被害者女性が瀕死の状態にあるとき、シン首相は演説の中でこう述べた。「女性が公的な場所に姿を見せることは社会の解放には欠かせないが、それに伴って、女性の安全に対する脅威は増大する」

しかし、おそらく今後数年のうちに、勉強や仕事などで自宅の外で活動する女性の数が増えるにつれて、女性が女性専用車両にはあふれて他の車両に乗ることになるだろう。そして、女性の数が明らかに多くなれば、女性に対する暴行は減るだろう。

 被害に遭った女性は29日未明に死亡した。女性は理学療法を学んでいた学生だった。名前は公表されていない。彼女の夢は社会で働くことだった。彼女を追悼する方法の1つは、女性がその社会から撤退してしまわないことだ。勉強や仕事を続けることだ。ダンスのレッスンを受けたり、午後に映画を見に行ったりすることだ。患者を治療したり彼女が生きていたらしたであろうことをすることだ。(以下略)
 ーー引用終了ーー
というのですが。

 別の報道を読むと、たまたま乗り合わせたバスの中で暴行事件が起きたのではなく、運転手も含めた無法者達が乗った一見乗り合いバス様の車に、うっかりと男女が乗ってしまい、襲われたという事件であったようです。インドでは犯人たちに死刑が求刑されるという続報も伝わっています。

Categorised in: 社会・経済