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2011年12月30日

2939;日本の仕事納めの後、世界の金は暴落しています

日本のニュースでは報じられてはいませんが、年末の連休に入って国内の売買が止まったところで、世界の金価格が静かにしかし激しく下げています。現在日本は29日23時、29日のニューヨーク時間12:00の金価格は1523ドルです(リンク)。9月の急落の時も連休が明けあたらニューヨークは暴落していたという姿でした。

 何が恐ろしいかと言えば、金価格が問題なのではなくて、世界の秩序が失われるヨーロッパ発の世界恐慌が牙を剥いて日本にも襲いかかろうとしているのではと思うからです。日本は年末年始で連休と言って休んでますが、世界は眠ってはいません。

12月15日の豊島逸夫氏のページには「劇場のシンドローム 金急落の真相」と言う記事が 出ていました。その要点は、次の通りです。見事に2週後の状況を言い当てていますね。

ーー要点をメモーー
金価格が1570ドル台(12月15日アジア時間朝5時)にまで続落した。その背景は、欧州債務危機による信用収縮=現金化のための換金売りの波。フランス系、イタリア系の銀行の間には、手持ちの金現物をリース市場で貸し出し、ドルを調達する動きが顕著。

そして、ユーロ売りの反対取引としてのドル高。ドル建てで取引される金を含む商品全体に非常に強い売り要因として働き市場を圧迫。テクニカル面でも200日移動平均線のあった1600ドルの水準をあっさり割り込んだことで、投機筋が投げ始めている。

満員の劇場で誰かが「火事だ」(売りだ)と叫び、観衆が一斉に出口に走る「劇場のシンドローム」現象が生じている。下げの局面で下値を支えてきた新興国需要も経済減速の影響で迫力を欠く。特に、最大の需要国インドの金需要が停滞している。

下値の目途だが、今後3か月のレンジ下限を1500ドルとした。下げのスピードは想定外だが、当面は1500ドル前半がやはり下限と見たい。フランス国債がトリプルAを失うような事態になると、1300ドルも視野に入る。換金売りが一巡すれば、長期上昇トレンドを支える構造的要因に変化はない。

ドッド・フランク法による大手投資銀行の自己勘定売買部門縮小、ヘッジファンドへの出資削減などが市場の流動性低下を招いているので、ボラティリティー(価格変動性)は高い状況が続く。短期的乱高下を繰り返しつつ、中長期的には価格水準を切り上げてゆく過程である。
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まあ、素人ですから、私には世界経済を論ずる知識はまったくないのですけれど。

Categorised in: 社会・経済