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2021年4月18日

12799:東京オフサルモロジーサミット聴講記②ブルーライト研究会: 光研究最前線 OPN5 早野元詞先生

14:35~15:15 ブルーライト研究会: 光研究最前線 早野元詞 シアノバクテリア(31億年前)から始まる光を感ずる仕組み。6億年まえから目が出来た。哺乳類は殆ど夜行性であった。OPN4アフリカツメガエルの皮膚。のちにメラノプシンが発見された。非視覚系は視覚系とは脳の違う所に入る。感情を青の光で制御し瞳孔を動かす。OPN5は5倍かけてもDNAは変性しない(安全な光だ)。機能は、サーカディアンサイクルに関与する。非視覚系の光受容体は全身のシグナルに関与する。バイオレットライトとOPÑ5で高齢者を治療する。OPN4がメラノプシン。青と紫は使い分けられているようだ。バイオレットライトの影響は脳のハベヌラに行く。高齢マウスにバイオレットライトを掛けるとワーキング記憶が上昇する。仕組みはオリゴデンドロサイトの量が増えること。老化するとオリゴデンドロサイトは減る。鬱もバイオレットライトで改善する。この効果がOPS5ノックアウトでは消える。窓ガラス光、蛍光灯、LEDではバイオレットが無い。40Hz白色光の効果は?アルツハイマー病に効くか?バイオレット40Hzは鬱にも効果が有る。非視覚光受容体の効果は、認知症、鬱、肥満、ドライアイにも関与する栄養の一種なのか。演者はOPN5の研究を進めている。

清澤の追記:

●OPN5:
ニューロプシンは、ヒトではOPN5遺伝子によってコードされるタンパク質です。紫外線(UV)に敏感な光受容体タンパク質です。 OPN5遺伝子はマウスとヒトのゲノムで発見され、そのmRNA発現は神経組織でも発見されました。ニューロプシンは0°Cで双安定であり、哺乳類および鳥類の組織でUV感受性のヘテロ三量体Gタンパク質Giを介した経路を活性化します。

●メラノプシン OPN4:
メラノプシンは、オプシンと呼ばれ、遺伝子Opn4によってコードされる光感受性網膜タンパク質のより大きなファミリーに属する光色素の一種です。哺乳類の網膜には、視覚画像の形成に関与するオプシンの2つの追加カテゴリがあります。それぞれ、桿体および錐体光受容細胞のロドプシンとフォトプシン(タイプI、II、およびIII)です。
ヒトでは、メラノプシンは本質的に感光性の網膜神経節細胞(ipRGC)に見られます。また、マウスや霊長類の虹彩にも見られます。 ipRGCは、短波長(青色)の可視光の吸収に特に敏感な光受容細胞であり、哺乳類の視交叉上核(SCN)と呼ばれる脳の領域に直接情報を伝達します。これは中枢「体内時計」としても知られています。 メラノプシンは、概日リズムの設定やその他の機能において、画像を形成しない重要な役割を果たします。


15:30~16:10 東京眼科アカデミー 学会では聞けない眼科Update2021 

目と交通:国松志保;視野障害患者への運転アドバイス:西葛西井上眼科病院

交通事故後の外傷性視神経症、診断のポイントと落とし穴:敷島敬悟、慈恵医大 心因性⇒非器質性、機能性。ヒステリー⇒転換性障害。PTSD(心的外傷後ストレス障害)。詐病⇒利得の要求。現症の事実のみを客観的に記載する。

Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)