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2020年6月16日

11990:術中に網膜下に迷入した水晶体核片:どうする?

清澤のコメント:本日のウィリズ眼科病院網膜外来による硝子体手術カンファレンスの世界同時ストリーミング。1例目は網膜上膜の強い剥離症例。2例目が硝子体に入ったら水晶体の混濁が強くて、途中から水晶体切除に変更したケース。この例は硝子体内に落ちた水晶体核を処理したら小さな核片が網膜下に入ってしまっていた。術中に剥離した網膜が反転して破片を除去できたという例を提示した。以前の関連症例報告には 「網膜下レンズ:Pars Plana Lensectomyの異常な合併症 」 doi: 10.1001/archopht.1981.03930020270011. というものがあったと紹介していた。

これは、Case Reports Arch Ophthalmol . 1981, 99(8):1396-7. Subretinal Lens: An Unusual Complication of Pars Plana Lensectomy  L B Katzen, G D Rogellのことであって、その要旨では: 網膜乖離により網膜下腔に転位した水晶体核が、水晶体上に網膜が正常に再付着することで管理された。 その後のレンズ成分のゆっくりとした吸収により、良好な視力が得られた。:というものだったそうだ。

Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)