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2018年3月21日

9702:糖尿病患者は眼科検診を毎年受けるべき-米専門医がアドバイス

眼科医清澤のコメント:内科医の指示で受診する患者さんの多くは有っても軽度の出血だが、視力低下を自覚して来院し、硝子体出血まで起こしている場合の予後は悪いものが多い。やはり定期健診であろうか?糖尿病を治療する内科医からの定期的な受診指示が大切と思います。
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提供元:HealthDay News 公開日:2018/03/21

    糖尿病患者は眼科検診を毎年受けるべきのイメージ

    糖尿病による眼の合併症は40~60歳の失明原因の第1位を占めている。米クリーガー眼科研究所のMalav Joshi氏は非営利の医療組織であるLifeBridge Healthのニュースレターで、糖尿病患者は眼の健康を保つために、血糖や血圧、脂質を適切にコントロールするほか、年に1回の眼科検診を欠かさないことが重要だと強調している。

    Joshi氏によると、糖尿病患者は罹病期間が長いほど視覚障害を来す確率が高まるが、血糖や血圧、脂質を積極的に管理することで糖尿病による眼の合併症は予防することができるという。

    散瞳検査を行えば、医師は失明に至る前に眼の障害を早期に見つけ出すことができる。糖尿病患者の失明リスクは一般集団と比べて20倍に上るが、糖尿病に関連した眼の神経損傷はすぐに症状が現れないため、特に早期発見が重要になると同氏は指摘する。

    糖尿病による眼の合併症には以下のものが挙げられる。


    1)糖尿病網膜症:発症初期には網膜にある毛細血管が傷つけられ、出血したり血液の成分が漏れ出す。その後、網膜症が進行すると出血した血管が原因となり重大な視覚障害が引き起こされる。
    2)糖尿病黄斑浮腫:網膜の血管の壁から血液の成分が漏れ出し、視力に重要な役割を果たす黄斑部がむくむ(浮腫が生じる)。
    3)緑内障:視神経が損傷され視野が狭まり、視力が低下する。早期に発見し適切に治療を行わないと失明に至る。
    4)白内障:加齢に伴い水晶体が白く濁って視力が低下する。糖尿病患者は白内障リスクが極めて高いとされる。

    Joshi氏によると、散瞳検査を受けると血管の異常や網膜浮腫、神経組織の損傷といった眼内のトラブルの徴候が見つかるだけでなく、白内障をある程度は検出できるという。

    また、同氏は「糖尿病患者が眼の合併症を予防するためには、禁煙と健康的な食生活、定期的な運動、処方された薬をきちんと服用して糖尿病や高血圧、脂質異常症をきちんとコントロールすることが重要だ」とアドバイスしている。

    [2018年3月8日/HealthDayNews]Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights

    Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)