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2017年7月29日

9059:左目に死球、それでも先発 声援送り続けた母は成長に涙:記事紹介

左目に死球、それでも先発 声援送り続けた母は成長に涙

20177282103分 http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20170728004264.html

(28日、高校野球愛知大会 栄徳9―2東邦)

眼科医清澤のコメント:読者の多いヌログ記事。最初の投稿は2017年7月で、修正改訂が2018,10,7です。

この場面でありうる眼外傷には眼球打撲(隅角解離、前房出血、続発性の高眼圧、硝子体出血、網膜剥離、網膜振盪)、眼瞼皮下出血、眼窩内出血、眼窩吹き抜け骨折、視神経管骨折などが考えられます。

眼の打撲を訴えて来院する患者さんが、発症時にプレーしていたと聞くことの多い運動の種目では、バスケットボール、バレーボール、サッカー、野球、レスリング、ゴルフなどが思い浮かびます。
殊に今回のように正面からではなく、右バッターで左からの顔面上半部分への打撲ならば視神経管骨折が怖いように思われます。その場合ですと、打撲直後に打撲側の眼球での光覚が瞬時に失われることもあり得るでしょう。この投手では幸い瞼の腫れだけだったようですが、今後も時間を置いて、眼球内にも傷がないことを後日見てもらっておくのがよさそうです。

--記事引用--

  28日の愛知大会準決勝。栄徳は昨夏優勝校の東邦を相手に序盤からリードを奪い、決勝進出を決めた。得点を重ねる度に「ナイスバッティング!」「いけるよ」と三塁側の応援席は盛り上がった。そのなかには神山響(3年)の母、千亜紀さん(47)の姿もあった。

神山は16日の3回戦で左目に死球を受け、病院に運ばれた。救急車のなかで「ずっと頑張ってきたのに」と涙を流したという。神山は一般入試で入学。100人を超える部員との競争の末、背番号を手に入れた。努力を間近で見てきた千亜紀さんは「かける言葉が見つからなかった」という。ただ、3日間で腫れはひき、21日の4回戦から出場することができた。

  準決勝も神山は先発出場。2安打1盗塁の活躍に「響、いいぞー!」と千亜紀さんは声を出し続けた。試合後、スタンド前に整列する息子の姿に千亜紀さんは「すごいですね、成長したと思う」と涙を浮かべた。(小松秀紀)

Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)