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2017年7月20日

9037:ヨウレチン(ヨウ素レシチン製剤)の説明を聞きました。

本日、第一薬品産業の方がパンフレットを持ってご来訪くださいました。そこで聞くところによると、

パンフレットのテーマは、ヨウレチン(錠「50」、錠「100」):今の網膜硝子体治療にプラスする内服薬:だそうです。

効能効果は網膜出血、硝子体出血・硝子体混濁、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜中心静脈閉塞症:とのこと。

天然由来の原料から生まれた医薬品で、海水由来のヨウ素(⇒網膜由組織の新陳代謝)、大豆由来の大豆レシチン(⇒ヨウ素による胃腸障害を低減)を合せたものだそうです。

ちなみに少く品に含まれるヨウ素の量は、乾燥昆布575㎍、乾燥ひじき92㎍、乾燥わかめ36㎍に対して、ヨウレチン錠100は100㎍。

ヨウレチン錠に含まれるヨウ素は100マイクログラムで有って、ヨウ化カリウム丸内服薬38ミリグラム(=38000マイクログラム)やルゴール液1.2G/100ml、ヨードチンキ外用薬6g/100mlとはけた違いに少ない量で、ヨウ化カリウム丸での代用はできないのだそうです

糖尿病黄斑浮腫に対する一次療法や補助療法としての有用性の記述はSugimoto 他のJ ophthalmology 2016の論文があるそうで、それはMCP-1を介した炎症のコントロールがその機序のようです。

副作用は2015例で15例と少なく、うち胃腸障害が9例。

禁忌はヨード過敏症の既往。慎重投与は慢性甲状腺炎、治療後のバセドー病、先天性甲状腺ホルモン生成障害とのことでした。

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Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)