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2014年5月13日

5439 網膜中心動脈閉塞症とは

網膜中心動脈閉塞

荒木氏の患った網膜中心動脈閉塞症に関してはその予後が必ずしも良いものではない。

その治療法としては高圧酸素療法なども挙げられているが、どこにでもあるわけではなく、その治療法が一般的であるとはいえない。昔は血管拡張作用のある亜硝酸アミル(あしょうさんアミル)吸入もなされていたが、最近はそれもあまり聞かない。多くは血栓の網膜血管末梢への移動を目指した眼球マッサージや前房穿刺が行われる程度でああろう。薬物治療も発生後はそれほど有効ではない。

 しかるに、その原因を考えると、内頸動脈のアテロスクレローシスから血栓が頸動脈の飛散している場合のほかに、不整脈があって心臓の壁在血栓が飛散している場合なども考慮しないと後に大きな血栓んが大きな脳梗塞を誘発する恐れもなしとはしない。解離性動脈瘤も原因に挙げられている。また、その多くは全部虚血性視神経症で論じられるが、動脈炎型の血栓である場合には側頭動脈炎も考えて対応しないと反対眼も侵されることがあるから注意が必要である。

以下に英文ウィキペヂアの意訳を再録しておく。

網膜中心動脈による血液の流れが閉鎖され起き疾患で、網膜中心動脈閉塞(CRAO)は目の疾病である。いくつかの異なる原因あるいは病因がある、最も一般的なものは頚動脈のアテローム性動脈硬化症。

徴候:網膜中心動脈閉塞では、片眼の視力が突然に無痛のまま喪失される。
眼底鏡で黄斑は赤い色に見え、周囲の青白い網膜と共に「チェリー・レッド・スポット」と呼ばれる。眼動脈は、目には視神経を介して網膜中心動脈へ分れて入る。この網膜中心動脈は、眼底で内層網膜および視神経の表面に栄養素を供給する。

危険要因:60〜65歳に多く、40歳以上。男性、高血圧症、白人、喫煙および糖尿病患者に多い。

病因:最も一般的な病因は頚動脈アテローム性動脈硬化症。70歳およびより高齢の患者では巨細胞性動脈炎。他の原因には解離性動脈瘤と動脈攣縮を含む。

治療:高圧酸素学会はは高圧酸素療法の良い適応としている。これは、医療保険によって北アメリカでカバーされる。このほかには、よい治療は現在存在しないが、いくつかの既存の治療には視覚のマッサージ、前室穿刺および硝酸アミル吸入療法がある。

予後:視力喪失は回復しない。神経組織への復元不能な虚血の障害は90分後には生じてしまう。患者の3分の2は0,05の視力。その一方で6分の1は視力が0,5ないしそれ以上を示す。
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Categorised in: 糖尿病網膜症・加齢黄斑変性 (網膜疾患)