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2020年5月26日

11913:色はいろいろ:自分の色覚の特性を知ることが大切:柏井真理子先生の記事紹介

日本医師会の日医ニュースに健康プラザというページがあり、今回(529号)は柏井真理子先生の色はいろいろという記事が掲載されています。自分の過去の記事もリンクして紹介します。

健康ぷらざ 企画;日本医師会No529

色はいろいろ

―自分の色覚の特性を知ることが大切―

指導:日本眼科医会 常任理事 柏井真理子

人によってきまざまな色の見え方がある

 色の見え方(色覚)には多様性があり、生まれつき色の見え方が多くの人と少し違う人がいます。日本人では、男性は約20人に1人、女性は約500人に1人の割合といわれています。決して自黒の世界ではなく、カラフルな見え方ですが、混向しゃすい色が多くの人と異なります(図)。色の見え方は生涯変わらないので、悪くなることはありません。

図:色の見え方の多様性  -混同しやすい色の組み合わせ- 色覚の特性によって、隣の色より向かい合った色(反対色)のほうが似て見えることがある。明るさや濃さ、背景の色によっても似た色に見える。対象物が小さいとその傾向が強まる。

日常生活ではほとんど困らない

 色の見え方は生まれつきなので、本人は「誰もが自分と同じ色に見えている」と思っていることが多く、自分の色覚の特性に気づいていない場合が少なくありません。

 色の見え方の違いによって、普段の生活や仕事で困ることはほとんどありません。しかし現在のところ、人々の安全を守るため、鉄道運転手や航空管制官にはなれません。警察官、自衛官などは、色覚の程度によって就職できない場合があります。

色覚の特性を知つておこう

 希望すれば、多くの学校で色覚のスクリーニング検査を受けられます。そこで気になることがあれば、眼科で精密検査を受けましょう。進学や就職の直前に困らないよう、また日常生活の注意点を知るためにも、なるべく早く自分の「色覚の特性」を知っておくことは大切です。

 さまざまな色覚の特性を持った人がいることを理解し、誰もが暮らしやすい色のバリアフリーを進めることも必要です。

Categorised in: 小児の眼科疾患