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2019年6月13日

10812:小学校が「いじめ傍観」 女児が視力障害に:記事紹介とコメント

小学校が「いじめ傍観」 1年半放置、女児が視力障害に

眼科医清澤のコメント:心因性視力障害は眼科診療では非常に頻度の高いものです。その視力障害という事といじめの関連を直接に捉えすぎるのも危険です。子どもの目の心身症 -心因性視力障害-6.心因性視力障害の原因(日本眼科医会:によれば、 https://www.gankaikai.or.jp/health/32/06.html )心因性視力障害をひきおこしている、ストレスの原因が明らかになるのは約6割。ストレスの原因がはっきりしないこともありますが、なんらかのストレスが目の症状に置き換わって、視力低下がおこると考えられています。また最近では、普通にみてとても心因とは思えない、ささいな事が原因となって視力低下がおこる場合もあります。この場合は、思春期前期の心理的に不安定な状態によって、視力障害がひきおこされると考えられています。心理的な不安定さのもとをたどると、多くが家庭内の問題や学校関係のトラブルに行きつきます。心因となる要因はさまざまです。

◎日本語では心因性(障害)と言いますが、英語ではそうは言わずfunctional機能的(障害)と呼びます

〇上の動画:ブライアンステッテラー医学博士  2018/10/23に公開
すべての検査が正常だが患者がまだ症状を抱えているときに何をしますか? 機能性神経障害、または変換障害(古い説明)は、メイヨークリニック(PM&R)でよく見られる最も一般的な診断の1つです。(以下略)

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6/12(水) 20:33配信

朝日新聞デジタル

 大阪府吹田市の小学校に通う女児が、2015年秋から17年春、同級生からいじめを受け、骨折したりストレスから目が見えにくくなったりしたと12日、市の調査委員会が発表した。女児は校内アンケートにいじめられていると訴えたが、学校は約1年半にわたって放置。保護者が被害を訴えた後も、市教委は第三者による調査を検討しなかった。市教委は同日、責任を認め、謝罪した。

 調査委によると、女児は現在5年生。1年生の秋から3年生になる前の春にかけ、同級生の男児5人からボールを再三ぶつけられたり、階段の踊り場で押されたりした。一部の男児は女児の家に押し入って2階まで追いかけたり、トイレに閉じ込めたりした。

 女児は16年3月に左足を骨折し、17年3月には目が見えにくくなり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された。調査委はいずれも「いじめによるもの」と認定した。

 16年、女児は学校生活を尋ねるアンケートに男児1人の名前を挙げて「けられた。なぐられた。おされた」と記したが、担任教員は深刻ないじめと思わず、女児への聞き取りや男児への指導をせず、管理職にも報告しなかった。

 保護者は17年3月、学校側に被害を訴えたが、担任から「いじめは知らなかった」と説明された。第三者委員会の設置も求めたが、学校が主体となって調べることが全容解明につながるとして、市教委は約4カ月にわたって放置。7月に教育委員に報告したところ、設置を促されたという。

 いじめ防止対策推進法は、児童の生命、心身に重大な被害が生じたケースを「重大事態」と定め、学校の設置者による調査を義務づけている。調査委は「市教委は調査組織を立ち上げる義務を負っていたのに、検討を怠った」と結論づけた。

 調査委員長の上将倫(かみまさのり)弁護士は「学校が組織的に対応していれば、いじめはエスカレートしなかった」と指摘。市教委について「女児の心身の苦痛に寄り添う姿勢がなく、苦しみを真に理解できていたか甚だ疑問」と強く非難した。市教委の原田勝教育長は記者会見し、当時の対応について「間違っていた」と責任を認め、近く関係者を処分する方針を示した。

 保護者は大阪府警に被害届を提出したといい、「学校が放置し、傍観者となったことでいじめがエスカレートしていった。いじめは絶対に起こってほしくないと強く願います」とのコメントを発表。代理人弁護士によると、損害賠償を求める訴訟も視野に検討するという。(室矢英樹)

朝日新聞社

Categorised in: 小児の眼科疾患