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2019年3月21日

10558:食物アレルギー、アナフィラキシーとは:

小学校の入学式も近いですね。 そんな中、朝日アピタルに「食物アレルギー」の記事が出ていました。
発症時には 咽頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、腹痛、蕁麻疹、 眼にも充血症状が出ます。 これが、アナフィラキシーショックの典型例です。親は知っておくのが良いでしょう。卵、牛乳、蕎麦や小麦などへの既知の食物アレルギーは、給食で供されないように学校にも入学時に予め届けておく必要があります。下記の記事で使われた緊急治療用のエピペン(エピネフリン=アドレナリン皮内注射用の器具)は緊急時用に学校保健室にも用意されているようです。

最近は、食物アレルギーを含めた39種のアレルゲンに対する反応の検査が少量の血液採取で可能になっています。江東区では、その検査を含めて小中学生は医療費がかかりません。この記事の様なアレルギーを持つ可能性を考える場合には、医師にご相談ください。下記記事の例ではピーナッツが原因だったそうです。小児科や耳鼻科でなく、眼科でもこの採血は簡単にうけられます。

ただし、 国内で食物アレルギーがある人は成人では1~2%。治療方法はここ10年ほどで大きく変わっている。以前は原因の食べ物を徹底して避けるのが主流だったが、いまは実際に食べてみる検査で症状が出るか見極め、必要最小限の除去にとどめるのが基本だとのことです。

チョコレート1粒で意識もうろう 娘に起きた異変:松本千聖 2018年12月24日から抜粋

患者を生きる・食べる「食物アレルギー」(1)

患者を生きる(2)突然のアナフィラキシーショック 原因はチョコの中に

 「ママ、のどがかゆい。いがいがする」。長女が突然、訴えた。

 直前にチョコレート菓子を食べていた。長女は赤ちゃんの時に卵アレルギーとわかり、以来、原材料は慎重に確認するようにしていた。この時も、表示を見て卵が入っていないのを確かめてから1粒与えていた。なのに、なぜ?

 「何かのアレルギー反応なのか」。以前、卵を食べて同じような症状が出たことがあった。まずは長女にうがいをして横になるように言った。

 病院に行くか悩んでいるうちに、顔にぷつぷつと発疹が出始めた。「おなかが痛い」。そう言って嘔吐(おうと)した。

 鈴木さんがハンドルを握る車に、母親が長女を抱きかかえて乗り込んだ。近くの病院川崎市に向かう途中、長女はさらに青ざめ、ぜえぜえとした苦しそうな呼吸に。病院に着く頃には、意識がもうろうとしていた。

 母親と一緒に長女の名前を呼び、長女の体をたたき続けた。「起きて!」。それでも、どんどん目がうつろになっていく。

 「ぐったりしているんです。すぐに診てください」。病院の受付で叫ぶように言った。すぐに処置室に通された。

 「何か食べました?」と医師に聞かれ、チョコレートを食べたことと卵アレルギーがあることを伝えた。長女は、何かが原因でアレルギー反応が起き、血圧低下や意識障害を伴う「アナフィラキシーショック」を起こしたとみられた。症状を和らげるアドレナリンの筋肉注射を受けた。

 少しずつ呼吸が整い、意識がはっきりしてきたが、ほっとしたのもつかの間、みるみるうちにじんましんが広がった。「体がかゆい」。全身の肌が真っ赤になり、再び症状が強まった。

 注射をもう一度打った。症状が落ち着いた後、帰宅できた。だが、原因は何か、不安で仕方がなかった。

<アピタル:患者を生きる・食べる>http://www.asahi.com/apital/special/ikiru/

Categorised in: 小児の眼科疾患