お問い合わせ

03-5677-3930WEB

ブログ

2019年3月1日

10509:デジタルデバイスの小児および若年者に与える影響:大阪大学、不二門尚:要旨です

日本眼科医会記者懇談会にて、不二門先生がデジタルデバイスの使用と若者の目について、講演されたそうです。要点は、スマホは使用距離が近く疲れ易い。外斜視と内斜視を誘発する。学童の近視の増加に鑑み近業の短縮や戸外活動の増加が必要:とのことです。
公表されているデータであり、これからマスコミでも取り上げられそうな話題です。 目次と要点を当ブログにに引用します。:

不二門先生は、大阪大学で立体視の研究を盛んになさっている方です、医会のページに優れたスライドが公表されていました。

デジタルデバイスの小児および若年者に与える影響:大阪大学大学院医学系研究科感覚機能形成学不二門尚 目次:

1. デジタルデバイスの現況(デジタル教科書も含む)

2. 外斜視への影響

3. 急性内斜視との関係

4. 近視進行抑制について

まとめ

スマホ使用距離と目への負担

スマートフォン使用時の視距離は平均20cmで、紙媒体の平均30cmと比較して短いことが報告されている。正常者でも20cmで見ることは、30cmと比較して、ピントを合わせる努力が1.7倍必要で目が疲れやすい。

スマホ使用距離の斜視への影響

視距離20cmでのスマートフォンの使用は、視距離30cmと比較して外斜視の傾向がある人は片目で見ることが多くなり、内斜視の傾向がある人は複視を感じる可能性が高くなるので、避けた方が良い。

スマホ使用環境と学童の近視化

近視は、近年増加しているが、成人になってからの近視による視機能障害を少しでも減らすためには、学童期に30cm以上の距離で近業を行い、30‐40分に一度目を休め、戸外活動を増やすことが望まれる。

出典::https://www.gankaikai.or.jp/press/20190226_2.pdf

https://www.gankaikai.or.jp/press/20190226_1.pdf

Categorised in: 小児の眼科疾患