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2018年4月16日

9775:シンポジウム 8 弱視の病態研究の最先 日本眼科学会(木曜午後です)

mainimg今週後半は日本眼科学会の為に清澤院長不在となります。このため木曜から代診療を予定しています。眼瞼けいれんに対するボトックス希望の方は来院日にご注意ください。

木曜の午後、弱視に関するシンポジウムで鈴木幸久先生のPETを使った研究(私も原著では共著)の発表があります。原著は古くなりましたが、ご指名いただいた林先生、三木先生ありがとうございました。

Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol。 2005 Jun; 243(6):576-82 
弱視性および僚眼を刺激することによる脳血流の差動的活性化 
1 東京医科歯科大学大学院医学系研究科眼科学科。

抄録:

目的:

2つの視覚刺激に対する視覚野(V1)の血流応答、傍細胞系を活性化するための低い時間周波数(6Hz)、および大細胞系を活性化するための高い時間周波数(25Hz)の陽電子放射断層撮影法(PET)弱視の病態生理学的メカニズムを調べるために使用した。

方法:

弱視を除いて眼科的に正常であり、約0.6以下の弱視で視力を矯正した5人の女性および26〜60歳の1人の男性が検査された。 H(2)(15)Oの静脈内注射を与え、約6Hzまたは25Hzのフリッカーを有する全視野刺激の間に、弱視または健全な眼に局所的な脳血流をPETで測定した。

結果:

視野の6Hz刺激による対側領域V1における血流の活性化は、弱視眼の刺激中のそれよりも大きかった(P <0.05、小容積補正、n = 6)。 25Hzの音刺激および弱視の刺激では、反対側および同側領域V1における血流は有意に異ならなかった。

結論:

低い時間周波数刺激による反対側のV1における血流の減少した活性化は、弱視の眼の中の血管細胞経路が低下しているという仮説を支持する。

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プログラム;

シンポジウム 8 4月19日(木)15:50~17:20

弱視の病態研究の最先端

オーガナイザー
林  孝雄
(帝京大)

 
三木 淳司
(川崎医大)

片眼弱視における眼間抑制

演者
荒木 俊介
(川崎医大)

弱視の臨界期の分子メカニズム

 
杉山 清佳
(新潟大)

弱視患者にみられる脳機能変化

 
鈴木 幸久
(三島総合病院)

弱視動物の視覚伝導路への暗所飼育による回復効果

 
畠  義郎
(鳥取大・生体高次機能学)
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Categorised in: 小児の眼科疾患