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2016年5月29日

7795:重症心身障害児(者)の視機能評価方法:抄録のご紹介

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7795:重症心身障害児(者)の視機能評価方法:抄録のご紹介
心療眼科研究会への提出演題とその抄録が出来上がり提出しました。

重症心身障害児(者)の視機能評価方法

小町祐子1)2) 鈴木賢治1) 清澤源弘2) 新井田孝裕1) 
1)国際医療福祉大学 保健医療学部 視機能療法学科 
  2)清澤眼科医院

目的:重症心身障害児(者)(重症児(者))に対する視機能評価方法を検討した。
対象と方法:対象は施設入所の重症児(者)43例。視反応の評価は、①対光反射、②視覚刺激による驚愕反射性瞬目、③視運動性眼振(OKN)、④瞥見視野、⑤光覚反応、⑥回避反応、⑦注視、⑧追視、⑨縞視表に対する反応の9項目とした。視反応は3段階で評価し、クラスター分析と反応率を用いて検討した。
結果と考察:樹状図と反応率により評価項目の「反射性瞬目」は対光反射・光覚反応に、「注視・追視」は回避反応に集約された。その結果、対象者の視機能は5つの評価項目により5群の視機能:「1.光覚なし群」および「2.光覚反応群」、「3.注視・追視群」、「4.瞥見視野群」、「5.縞視表反応群」に分類できた。定性的手法により重症児(者)の大まかな視機能レベルを把握することが可能となり、療育支援に役立てられると考えられた。

 国際医療福祉大学から当医院へ異動された小町祐子先生の当医院からの初めての学会発表です。当医院の視能訓練士も当日聴講視に行くするつもりで時間を合わせています。
 なお、当医院の近隣には東部療育センターが重症心身障害児(者)の医療と療育を総合的におこなう施設として平成17年12月より開所しています。このお仕事もそちらと話しながら続けられたらよいと考えています。

皆様のご参集をお待ちいたしております。

Categorised in: 小児の眼科疾患