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2015年7月26日

6822 虫刺され、受診が推奨される10所見【米国皮膚科学会】です

39efef91-s6822 虫刺され、受診が推奨される10所見【米国皮膚科学会】です

以前当ブログでは「2841 虫刺されによる瞼の腫れ」に付いてまとめており、その記事は今でも最も読まれる記事のひとつとなっておりました(⇒リンク https://www.kiyosawa.or.jp/archives/53215537.html)。 「患児のお母さんは簡単に「虫刺され」と言いますが、果たして何のこと?」という観点で考えました。

今回表記の記事(https://www.aad.org/stories-and-news/news-releases/bug-bites-and-stings-when-to-see-a-doctor)がネットで紹介されており、 虫に刺咬されてもほとんどの場合は無害で、ヒドロコルチゾンクリームや軟膏、抗ヒスタミン剤の服用で痒みを抑えるなど家庭で安全に治療できるとしています。医師が必要な10のケースのうち、「3.唇や舌、顔が腫れる」が含まれていました。これは、顔面や眼周囲への虫刺傷というよりは、虫の毒に対する全身症状としてのアナフィラキシーが起きて、顔面が浮腫むケースを想定したものでありましょう。

記事末尾に埋め込みましたこのビデオは、アメリカ皮膚科学会作成ですが、記事の最後が郵便番号で8キロ以内の皮膚科専門医検索につながっているところが、いかにもアメリカらしいとおもいました。ご参考になさってください。

ーー記事の引用ーーー
アレルギーや感染症の症状あればすぐ受診を

米国学会短信2015年5月29日(金)配信 アレルギー疾患小児科疾患皮膚疾患

米国皮膚科学会(AAD)は5月12日、虫に刺咬された際の医師の診察を受けた方が良い症状(Bug Bites and Stings: When to See a Dermatologis)を紹介した。AHAウェブサイトとYou Tubeでは動画でも紹介している。

虫に刺咬されてもほとんどの場合は無害で、ヒドロコルチゾンクリームや軟膏、抗ヒスタミン剤の服用で痒みを抑えるなど家庭で安全に治療できる。しかし、虫の毒へのアレルギーや虫が媒介する病気により危険となる場合があり、一度に大量の虫に刺咬された場合はとりわけ注意が必要だ。

皮膚科専門医のMargaret E. Parsons氏は、虫に刺咬された後に、呼吸困難や喉の閉塞感、唇や舌、顔が腫れるなどの症状があれば直ぐに救急処置室を受診するよう勧めている。同氏は、「虫に刺咬されて重症に至ったり、ロッキー山紅斑熱のような致死性の病気に至ることはほとんどないが、症状に注意することは大切。もし、疲労感が続いている、頭痛や発熱、体の痛みがある、あるいは、虫に咬まれた後に発疹が出た場合には、直ちに皮膚科専門医を受診すべき」と述べている。

【虫刺咬時に診察が勧められる10の症状】
1.呼吸困難
2.喉の閉塞感
3.唇や舌、顔が腫れる
4.胸痛
5.数分以上続く動悸
6.めまい
7.嘔吐
8.頭痛
9.ダニに咬まれた後に発症するドーナツ状あるいは的状の赤い発疹
(抗生物質治療を要するライム病の兆候の可能性がある)
10.赤色または黒色斑状発疹の広がりを伴う発熱
(直ちに治療を要するダニ媒介の細菌感染、ロッキー山紅斑熱の兆候の可能性がある)

関連リンク
Bug bites and stings: When to see a doctor

Categorised in: 小児の眼科疾患