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2021年9月9日

13090:優れた交通動画を発信し続ける大学生のスーツ氏は「私はADHDなんじゃないか?」と発言しています;動画紹介

清澤のコメント:機関銃の様な切れ目がなく、流麗な語り口。それは専門医でない私にもADHDであるかのように見えます。しかし、彼がこのビデオの中で語っているように、遅刻が多く、周りの人々との接触に於いて苦労していても、ユーチューブで十分に稼げているのであるし、ちゃんと暮らして居られるのだからそれで構わないだろうという本人の姿勢は評価できるものでありましょう。私の眼科外来でも、こましゃくれて大人びて居り落ち着きがなく、視力検査などの眼科検査を行う検査員泣かせの子供は多数見かけます。(恐縮ですが、南砂町の清澤眼科医院では院長清澤の名誉院長への2021年9月のステップダウンに伴い、神経眼科患者の新規受付は停止しました。)

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ADHD(注意欠如・多動症)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつ。ADHDを持つ小児は家庭・学校生活で様々な困難をきたすため、環境や行動への介入や薬物療法が試みられている。(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-003.html)

ADHDの有病率は報告によって差があるが、学齢期の小児の3-7%程度と考えられています。ADHDを持つ子どもの脳では、前頭葉や線条体と呼ばれる部位のドーパミンの機能障害が想定され、遺伝的要因も関連していると考えられている。

ADHDの診断については、アメリカ精神医学会(APA)のDSM-5(「精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版」)に記述されており、下記などの条件が全て満たされたときにADHDと診断される。

  1. 不注意(活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなど)」と「多動-衝動性(じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなど)」が同程度の年齢の発達水準に比べてより頻繁に強く認められること
  2. 症状のいくつかが12歳以前より認められること
  3. 2つ以上の状況において(家庭、学校、職場、その他の活動中など)障害となっていること
  4. 発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
  5. その症状が、統合失調症、または他の精神病性障害の経過中に起こるものではなく、他の精神疾患ではうまく説明されないこと

それ単独で診断ができるような確立した医学的検査はない。

Categorised in: 神経眼科