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2020年8月9日

12161:突発した進行性の視界内の砂嵐です/ビジュアルスノウ?

質問箱に寄せられた質問です。

tさんからの質問

昨年の10月に突然飛蚊症になりその後、光視症になりました。 今年の4月頃に暗闇で砂嵐が見えるようになりすぐに、明るい部屋で特に白い壁にも見えるようになりました。 最近は砂嵐が増えてきていてどうして良いかわかりません。 眼底検査やMRIも受けましたが異常なしです。 こんなに短期間におきてしまい今後が不安です。 砂嵐もカラーになってしまうのではないかと。 PETを受けて改善されますか? 東京ではないのでそちらに伺う事ができません。

清澤眼科医院の見解

tさん まずビジュアルスノーは若い時からずっと両眼にあることが多いです。稀に進行性の訴えを聞くことがありますが、このように急な進行を訴える人はごく少ないです。音や、匂い、触覚などにも過敏を訴えることが多くあります。関連は不明ですが、閃輝暗点や片頭痛の合併も多いです。眼科所見では眼底や視野、MRIは正常なことが多いです。コントラスト感度は薄暗いところで特異的に低下するようです。片眼ならば、AZOOR(アズール)は一見正常な眼底で、視野異常が有って、飛蚊症や光視症を示すことがあります。来院が無理であれば、神経眼科医を日本神経眼科学会のホームページで探してみてください。しかし、神経眼科医でもこの病気の患者を見た事は無いという人は多そうです。視野とコントラスト感度を診てもらってください。私はビジュアルスノーを持つ成人を対象に「PETを取るためのビジュアルスノーという病気の有るボランティア」になっていただき、公立の研究所と共同で正常の人との違いを探して病気の原因を研究しています。しかし、偶発的に脳のほかの病気が見つかることはあっても、ビジュアルスノーという病気の原因を後世の人々の為に探すという段階です。ほとんど直接本人の治療にはなりません。非常に不安が強いようなので、眼科医に頼んで、眼科の所見をまとめて、神経精神科医への紹介を求めるのも一案であろうと思います。お大事に。一般的解説は当ブログの下記の記事をご覧ください。

Categorised in: 神経眼科