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2020年4月15日

11768:コリアー徴候, Collier’s signとは

清澤のコメント:パリノー症候群にも関連する眼を見開いたような表情を示す中脳病変の兆候です。図はサイエンスダイレクト(下記)から。時には甲状腺疾患で見られる上眼瞼の後退にも似ています。パリノー症候群の関連でここに採録いたします。

コリアー徴候
(ウィキペディアから)
 
鑑別診断 中脳病変
コリアー徴候(コリアーの隠れた眼瞼徴候 Collier’s tucked lid sign または後頭蓋窩凝視 posterior fossa stare とも呼ばれる)は、両側または片側のまぶたの後退です。

これは1927年にJコリアーによって最初に記述された、中脳病変に認められた医学的兆候です。 目が中央の位置にあるとき、強膜が角膜の上に見え、さらに視線を上げると、まぶたと虹彩の間の距離が長くなります。 原因には、パリノー症候群 Parinaud’s syndrome 、「 ”top of the basilar syndrome ” 脳底動脈上端症候群 」のような上部背側中脳核上病変、中脳梗塞、神経変性または腫瘍、多発性硬化症、脳炎、ミラーフィッシャー症候群などがあります。 原因は、ニューロンのMグループに由来する交連後部挙上抑制線維の損傷であると考えられています。

Collier’s sign
From Wikipedia, the free encyclopedia
Collier’s sign (also known as Collier’s tucked lid sign[1] or posterior fossa stare[2]) is bilateral or unilateral eyelid retraction.

下記のページ:サイエンスダイレクトにはさらに詳しい記載があります

https://www.sciencedirect.com/topics/medicine-and-dentistry/colliers-sign

Categorised in: 神経眼科