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2019年11月23日

11322:単一の大脳半球を持つ成人の脳の固有の機能的結合:論文紹介

脳神経に興味のある清澤のコメント:「脳と視覚の記事をみたら元論文に戻る」を基本にブログを書いています。今回の出典はcell reportsです. 神経線維の結合状況を見るのにはhigh-resolution state-of-the-art neuroimaging methods というMRIの画像処理の手法を使っているのですが、その詳細はNeuroimage. 2010 Sep;52(3):1059-69. doi: 10.1016/j.neuroimage.2009.10.003. Epub 2009 Oct 9.に解説がありましたが、私には理解困難です。

Complex network measures of brain connectivity: uses and interpretations.

Rubinov M1Sporns O.

)。この論文を紹介したのはこれもまたニューズウィーク日本語版です。

ーーーアブストラクトーーーー

単一の大脳半球を持つ成人の脳の固有の機能的結合
ドリット・クリーマン他
OpenAccess DOI:https://doi.org/10.1016/j.celrep.2019.10.06
ハイライト
•小児半球切除術を受けた6人の成人における半球内機能的結合性
•標準的な静止状態ネットワークの組織は、無傷の半球に保存されます
• ネットワーク間の通信は、コントロールと比較して増加します
•既知の機能的脳ネットワークは、非常に非定型的な解剖学でも認知をサポートします
概要
機能的な脳ネットワークの信頼できるセットは、健康な人に見られ、私たちの認知、感情、行動の根底にあると考えられています。ここでは、1つの半球の外科的除去を受けた6人の固有の機能的接続を定量化することにより、これらのネットワークを調査しました。半球切除術の被験者と健康なコントロールを同じスキャナーで同じパラメーターでスキャンし、大きな規範サンプルと比較しました(n = 1,482)。驚くべきことに、半球切除術の被験者とコントロールはすべて、通常同じ機能ネットワークに割り当てられた脳領域間で、強力で同等の半球内接続性を示しました。ただし、異なるネットワークの部分間の接続性は、ほぼすべての半球切除参加者およびすべてのネットワークで著しく増加しました。これらの結果は、認知の根底にある機能的ネットワークの共有セットの仮説をサポートし、ネットワーク間相互作用が半球切除術における機能的再編成を特徴付ける可能性があることを示唆しています。

Categorised in: 神経眼科