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2018年12月24日

10354:甲状腺関連眼症におけるT細胞病因の関与

甲状腺関連眼症におけるT細胞病因の関与。Huang Y, Fang S, Li D, Zhou H, Li B, Fan X; Eye (Dec 2018)

神経眼科医清澤のコメント:甲状腺眼症は眼窩内の外眼筋の肥厚を主徴とする疾患で有り、甲状腺関連のT3,T4などの増加を含む場合もありますし、単に甲状腺関連の抗体に不規則な増加を示すだけのものもあります。眼窩非特異的炎症との移動なども臨床上では鑑別が問題となります。それに関する総説がありました。眼窩非特異的炎症につき解説をしてみようとしていた矢先にこの記事を見つけました。

抄録;甲状腺関連眼科(TAO)は最も一般的な眼窩疾患です。自己免疫疾患として、それは免疫寛容を免れる自己反応性リンパ球によって引き起こされます、しかしメカニズムは完全には理解されていません。 TAOの基本的なプロセスは、眼窩組織への免疫細胞の浸潤、眼窩線維芽細胞(OF)の活性化、そしてOFとリンパ球の増殖と分化です。活性化されたOFは、炎症性調節因子、成長因子、およびケモカインを分泌し、それによって免疫応答を維持および増幅します。 OFとリンパ球との間の相互作用は、眼窩組織の拡大および再構築をもたらし、TAOの臨床症状を提示します。このレビューは、TAOの病因におけるT細胞サブセット(1型、2型、17型ヘルパーT細胞、および制御性T細胞)の役割に焦点を当てます。しかし、我々はまだ病因を解明し、現在の仮説を確認し、そしてTAOの適切な臨床治療のための新しいアイデアを提供するためにさらなる研究が必要です。

Categorised in: 神経眼科

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