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2018年8月30日

306 Duane’s syndrome:デュアン症候群への質問です

306 Duane’s syndrome:デュアン症候群への投稿です

私の息子は1歳頃から内斜視のような症状が出てきて、A県の大学病院に通院し、眼鏡による矯正を行ってきましたが、今年の冬にF県の大学病院を紹介されました。その結果として顎をあげ下で見る症状と左右を見る際に外側に眼球が向けれないとの事で、デュアン症候群1型と診断されました。

 現在4歳ですが、手術や訓練で治すことが出来ないものでしょうか?

お答え:ご質問ありがとうございます。弱視対策として乱視、遠視、近視に対する眼鏡の使用は必要ですが、眼球運動への訓練効果は期待薄です。本文末尾に記したように、顔の位置を修正するための斜視手術が存在します。

デュアン症候群の手術治療は『斜視、弱視アトラス』、丸尾敏夫、久保田伸枝著などを参考にすると、)

1)正位では普通は手術しないが、内転時に眼球陥凹や瞼裂狭少が強ければ外直筋の後転を行ってよい。

2)内斜視なら内直筋後転、それで不足なら上下直筋の移動

3)外斜視なら外直筋後転、内直筋の前転はその後考慮

しかし、それまではあまり一般的に行われているものではないという状況です。先天的な神経の形成異常なので、完全に治せる病気ではありません。現在のお掛り先が大学病院という事ですから、そちらに個別にご相談ください。なお、ご来院戴ければ、都内でそれを扱えそうな所への連絡と紹介状作成を検討いたします。

Categorised in: 神経眼科