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2016年8月4日

8016:こんなに怖い「ペットボトル症候群」 記事紹介

8016:こんなに怖い「ペットボトル症候群」 記事紹介

こんなに怖い「ペットボトル症候群」 ジュースごくごくが命を落とすことも!

2016/6/27 15:30

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【眼科医清澤のコメント】またこの単語が世をにぎわす季節となりました。

2011年07月13日には2432 急激な血糖値上昇「ペットボトル症候群」という記事を私も書いていました。

『このニュースは目の話題ではありませんが、糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」。この暑さに多量の清涼飲料水を飲用しておりますと、糖尿病の糖負荷試験のような危険な状態になります。

当医院でも目が見えないと言って受診した患者さんに両眼の視神経炎があり、原因を調べたら重症の糖尿病。よく聞いてみたら、夏の暑さにジュースを飲み過ぎたと言っていたケースが数年前にありました。ペットボトルが視力低下の原因なんてこともあるのですね。

皆様にも純粋な水か、お茶をおすすめしましょう。体重超過気味の私も、少なくも夏の間はということで糖の入った飲料は飲むのをやめています。』

追記:水中毒という言葉もあります。暑くて汗をかく作業時に、塩分を補わないで水を飲むと、それはそれで具合が悪くなります。

水中毒(みずちゅうどく、water intoxication)とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状であり、具体的には低ナトリウム血症やけいれんを生じ、重症では死に至りうる。

人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥る。

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では今日の話題の記事は:
ソフトドリンク ペットボトル症候群 清涼飲料水 糖尿病

水ならいいんだけど

「ペットボトル症候群」って聞いたことはありますか? 正式な病名は「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」といい、突然発症する恐ろしい症状です。

症状としては、倦怠感、イライラ、意識がもうろうとする、のどの渇き、多尿、吐き気など。ひどい場合は命に関わることもあります。原因は糖分の摂り過ぎで体が糖を正常に代謝できなくなること。「糖尿病性ケトアシドーシス」という急性代謝失調です。

冷たい飲み物をゴクゴク飲んで「ぷはぁ~!」とやりたいこの季節、その危険性を知っておいた方が良さそうです。

いわば糖尿病のひとつ

注意が必要なのは、ジュースや甘い炭酸水、スポーツドリンク、缶コーヒーなど。これらを好んで飲む人は要注意です。

「ペットボトル症候群」に陥るメカニズムはこうです。

水分補給にソフトドリンクを飲むと、飲み物に含まれる糖質によって血糖値が上がります。血糖値が上がるとのどが渇くため、さらにソフトドリンクを飲んでしまい、高血糖を引き起こすという悪循環に陥ります。ソフトドリンクはのどが潤うどころか、まったく逆効果なのです。

そして、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンが不足しその働きが低下、糖の代謝がうまくいかず余計に血糖値が上がってしまいます。

糖質の代謝が滞ると体はエネルギー源を他に求めるようになり、体内のタンパク質や体脂肪を燃やし始めます。体脂肪が燃焼するというとダイエットには良いように思えますが、この時に大量に生産される「ケトン体」という物質に問題があります。

酸性物質であるケトン体が増えると血液が酸性に傾き、ペットボトル症候群の諸症状が現れます。この状態は「糖尿病性ケトアシドーシス」と呼ばれ、糖尿病の1つです。

冷たいジュースや炭酸飲料には多量の糖分が含まれていて、コーラなら500ミリリットルのペットボトル1本で約15個分の角砂糖が含まれています。ちょっとゾッとしますね。

汗を多くかいた時の水分やミネラル補給にはうってつけのスポーツドリンクも、注意が必要です。思いのほか糖質が高く、角砂糖9個分程度含まれているので、飲みすぎると糖質過多になります。

もちろん、飲み物だけが問題な訳ではありません。アイスクリームや果物の缶詰など、糖質の高い食品が原因になることもあります。

冷たいソーダやジュースがおいしい季節ですが、日常的な飲み物は水やお茶にし、甘い飲みものは時々にしましょう。ペットボトルなら小さいサイズを選んだり、一気飲みしないように少しずつ飲むようにしたりするだけで、効果はあるようです。

追記:水中毒という言葉もあります。暑くて汗をかく作業時に、塩分を補わないで水を飲むと、それはそれで具合が悪くなります。

Categorised in: 神経眼科