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2012年3月26日

3177 自分で出したり止めたりできる随意眼振を御存知ですか?

自分の意志で強い左右方向の眼振を起こしたり、止めたりできると言う人がいます。普段は揺れては居なくて、さあ出しますよと言って眼球の揺れを見せることが出来ます。患者さんは特に周りの世界や自分が揺れたりする感覚は無く、気持ちが悪くなったりすることも有りません。

次の様な質問を質問箱に戴き、その答えを用意してみました。

この動画の解説では随意眼振(Voluntary NysTAGSmus)眼球の振動であって大学生での調査では8パーセントの学生がそれを起こすことが出来た。此の患者のうちの79%は家族に同じ随意眼振を起こして見せられる人がいたと言っています。

J Neurol Neurosurg psychiatry 1978年7月、41(7):617-623

自発的な眼振の発生と特性。 JR Zahn
抄録;

大学生の年齢での集団の調査では、8%が自発的な眼振を作り出すことができることが明らかになりました。このサンプルの71 9パーセントには、それを作り出すことができる親戚の人が居ました。種々の刺激条件の下に自発的な眼振の特性の体系的調査をしたら、それは周波数において、振子様眼振、眼フラッターやオプソクローヌスなどの特定の眼の振動と似ていることが明らかになりました。
この結果から、その頻度、持続時間、及び随意眼振が神経眼科検査結果が正常である個人において見られる事から、眼振の他の形態とは区別することができることが解ります。自発的眼振にはおそらく小脳核の眼位保持メカニズムが関与しています。それはその解剖学的領域の機能不全から生じる眼振動にその周波数が対応しているかからです。
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Categorised in: 神経眼科