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2021年9月17日

13102:COVID-19患者の長期症状:論文紹介

清澤のコメント:ワシントン大学の1777人での予後調査です。約30%が持続的な症状を報告し、29%が健康関連の生活の質の指標の悪化を報告していました。最も一般的な持続症状は、倦怠感(13.6%)と嗅覚または味覚の喪失(13.6%)だったと言う事で、眼症状は含まれていなません。然し3割が強い後遺症を訴えており、死亡に至らないとしても新型コロナ感染は極力避けたいことが理解されます。

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2021年3月24日

COVID-19患者の長期症状

ルネソロモン、MD包括的な眼科

関連のレビュー:COVID-19感染後6ヶ月の成人の後遺症

Logue J、Franko N、McCulloch D、他 JAMA、2021年2月:(この記事のひと月前に出された短報です)、研究者らは、COVID-19感染後の外来患者の長期後遺症を評価しました。

研究デザイン

実験室で確認された重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の成人を対象としたこの長期前向きコホート研究には、ワシントン大学に在籍する患者と対照群の健康な患者の同時コホートが含まれていました。COVID-19症状データは、急性疾患時に取得されたか、30日間の登録訪問時に遡及的に再集計されました。2020年8月から11月の間に合計234人の研究参加者に連絡を取り、発病後3か月から9か月の間に1回の追跡調査票に回答しました。

結果

COVID-19の合計177人の参加者(平均年齢48歳、女性57.1%)が調査を完了しました

約30%が持続的な症状を報告し、29%が健康関連の生活の質の指標の悪化を報告しました。最も一般的な持続症状は、倦怠感(13.6%)と嗅覚または味覚の喪失(13.6%)でした。入院していない9人を含む14人の参加者(7.9%)は、感染後の日常生活動作に悪影響を及ぼし、最も一般的なのは家事でした。4人の患者(2.3%)は、継続的な神経学的症状または「脳の霧」を報告しました。持続性の症状は、18〜39歳の患者64人中17人(26.6%)、40〜64歳の患者83人中25人(30.1%)、65歳以上の患者30人中13人(43.3%)によって報告されました。高血圧または糖尿病の31人の患者のうち、11人(35.5%)が進行中の症状を経験しました。

最初の急性COVID-19感染時に、11(6.2%)は無症候性であり、150(84.7%)は軽度の病気の外来患者であり、16(9.0%)は入院を必要とする中等度または重度のCOVID-19でした。

制限事項

研究の制限には、サンプルサイズが小さいこと、単一の研究場所、病気のエピソード中に自己申告された症状による潜在的なバイアス、57人の参加者のフォローアップの喪失が含まれます。この進化するウイルス性病原体の影響を完全に理解するには、包括的な長期調査が必要です。

臨床的な意義

COVID-19の健康への影響は、軽度の病気を経験している人の間でさえ、急性感染をはるかに超えています。世界中で1億1100万を超えるCOVID-19の症例があり、毎日症例数が増加しているため、長期的な衰弱症状のわずかな発生率でさえ、健康と経済に多大な影響を与える可能性があります。要約を見るJAMA、2021年2月

Categorised in: 全身病と眼