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2021年5月18日

12871:2040年までの米国のがんの発生率と死亡率の推定予測:論文紹介です。

清澤のコメント:2020年に比べて2040年には癌の発生頻度も死亡者数も大きく変わるそうです。罹患数ではメラノーマが2位に順位を上げ、前立腺がんはトップ10から外れる。癌関連死では膵癌、肝・肝内胆管癌が順位を上げるなど、現状とかなり異なることが予測されたということです。

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2021年4月7日
2040年までの米国のがんの発生率と死亡率の推定予測
Lola Rahib、PhD1,2; Mackenzie R. Wehner、MD、MPhil3; Lynn M. Matrisian、PhD、MBA2; et al Kevin T. Nead、MD、MPhil4
著者所属記事情報:JAMAネットワークオープン。 2021; 4(4):e214708。DOI:10.1001 / jamanetworkopen.2021.4708
キーポイント
質問今後20年間で、がんの発生率と死亡率の状況はどのように変化しますか?

調査結果:この横断的研究では、結果は、米国における主要な癌の発生率と死亡数が、現在のランキングと比較して2040年に著しく異なると推定しています。推定には、黒色腫の発生率、膵臓がんの死亡、および肝臓がんの死亡の増加、ならびに前立腺がんの発生率および乳がんの死亡の減少が含まれていました。

意味:これらの推定値は、研究、医療、および健康政策の取り組みを導き、がん検診、早期発見、および予防の重要性を強調するために重要になります。

概要:重要性現在および将来のがんの負担に対処するには、がんの発生率と死亡率の傾向を深く理解する必要があります。がんの発生率と死亡数の推定予測は、将来の研究資金の割り当て、医療計画、および医療政策の取り組みを導くために重要になります。

目的2040年までの米国における癌の発生率と死亡数を推定すること。

設計と設定:この横断的研究の推定予測分析では、人口増加予測と現在の人口ベースのがんの発生率と死亡率を使用して、2040年までの発生率と死亡率の変化を計算しました。最も一般的ながんの種類。監視、疫学、および最終結果プログラムからの人口統計学的ながん固有の遅延調整発生率は、米国国勢調査局の人口増加予測(2016)および発生率と死亡率の平均年間変化率と組み合わされました。統計分析は2020年7月から2021年2月まで実施されました。

主な結果と対策:2040年までの総がん発生率と死亡数。

結果:この研究では、2040年に最も一般的な癌は乳房(364000例)であり、黒色腫(219000例)が2番目に一般的な癌になると推定されました。肺、3番目(208,000例);残りの結腸直腸は4番目(147000例);前立腺がんは14番目に多いがん(66000例)に減少しています。肺がん(63000人の死亡)は2040年のがん関連死の主な原因として継続すると推定され、膵臓がん(46000人の死亡)と肝臓および肝内胆管がん(41000人の死亡)が結腸直腸がん(34000人の死亡)を上回りました。それぞれ、がん関連死の2番目と3番目に多い原因。乳がん(30000人の死亡)は、がんによる死亡の5番目に多い原因に減少すると推定されました。

結論と関連性:これらの調査結果は、2040年までに癌の発生率と死亡率の状況に著しい変化があることを示唆しています。

April 7, 2021
Estimated Projection of US Cancer Incidence and Death to 2040
Lola Rahib, PhD他 JAMA Netw Open. 2021;4(4):e214708. doi:10.1001/jamanetworkopen.2021.4708

Categorised in: 全身病と眼