お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2020年6月14日

11985:睡眠不足が死につながるメカニズム;記事紹介

清澤のコメント:睡眠不足は死につながる危険をはらむが、その機序に腸管だけにおける酸化物が関与しているという事がギガジンで紹介されています。原典にも戻って確認しました。しばらく前に共同研究をした心理学専攻の院生もこのような研究を考えておいででしたがどうなったでしょうかと思いつつこの記事を読みました。

  -----

睡眠不足は眠気、疲労、作業精度の低下などを引き起こすだけでなく、何日も寝ていない状態が続くと最終的に死に至ります。そんな睡眠不足が死につながるメカニズムを、ハーバード大学医学部の研究チームが解き明かしました。

Sleep Loss Can Cause Death through Accumulation of Reactive Oxygen Species in the Gut: Cell
https://www.cell.com/cell/pdf/S0092-8674(20)30555-9.pdf

Sleep, Death and … the Gut? | Harvard Medical School
https://hms.harvard.edu/news/sleep-death-gut

記事の説明
睡眠が生存に不可欠であるという見解は、この行動の遍在、初期の動物における睡眠のような状態の明らかな存在、および重度の睡眠喪失が致命的であり得るという事実によって支持されています。 この致死の原因は不明です。 ここでは、ハエとマウスを使用して、睡眠不足が活性酸素種(ROS)の蓄積とその結果としての酸化ストレス(特に腸内)につながることを示します。 ROSは、睡眠不足と相関関係があるだけでなく、死のドライバーでもあります。その中和により、酸化ストレスが防止され、ハエは通常の寿命になり、睡眠はほとんどありません。 レスキューは、経口抗酸化化合物または抗酸化酵素の腸を標的としたトランスジェニック発現で達成できます。 厳しい睡眠制限による死は酸化ストレスによって引き起こされる可能性があり、腸はこのプロセスの中心であり、ROSの蓄積が防止されると睡眠なしでの生存が可能であると結論します。

Categorised in: 全身病と眼