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2020年4月24日

11810:コロナ患者の兆候「コロナの爪先」に注目:記事紹介

眼科医清沢のコメント:昨日、NEJMの目次を見ていましたら、コロナウイルス感染症で抗リン脂質抗体症候群に伴う凝固症候群があるという記事がありました。今日の一般紙の記事には足の先に「凍傷のような皮膚変色」が見られることが有るという記載がありました。新型コロナウイルス感染症では血栓が問題にされているそうです。この抗リン脂質抗体とコロナもつま先の両者に関連があるのかないのか?気になるところでした。

「コロナの爪先」(写真:ノースウェスタン大学)

 新型コロナウイルスに関して、さまざまな「独特の症状」が報道されるようになってきた。ーーー

 最近のアメリカの報道では、「血栓」という言葉が増えてきた。

 abcニュース(4月21日)によると、皮膚科医たちが「コロナの爪先(COVID Toes)」と呼んでいる現象があるそうだ凍傷と同じように、つま先が赤や紫に変色するのだが、症状の軽い子供や若年層に多く見られる。さらに、紫色の網目のような模様が出ることもあり、いずれも血栓との関係が疑われている。

 ノースウェスタン大学などがこの現象に注目し、初期症状のチェックに使えるかどうか、世界中に声をかけ調査を始めているとのことだ。

 また、ワシントンポスト(4月22日)は「謎の多い血栓症が患者を殺している」と報じた。解剖結果から、患者の肺に小さな血栓が広がっているのが確認されたそうだ。

 足が青く変色したり、腫れ上がったりする症状が、悪化の兆候のひとつだとされている。すでに、ニューヨークの一部の病院では、コロナ患者全員に抗血栓薬を処方し始めている。( 04/23 16:39 Smart FLASH  取材・文/白戸京子)

ビジネスインサイダーに昨日掲載された別の記事も次のように言っている。

「COVIDつま先」-凍傷のように見える紫色の腫れたつま先-は、コロナウイルス感染の最新の兆候である可能性がある。
アメリカ皮膚科学会は、医療提供者がCOVID-19の患者に見ている皮膚症状の発生報告を200件以上受けており、約半分がこれらの病変に気付いています。
マサチューセッツ総合病院の皮膚科医で疫学者であり、登録を管理しているエスターフリーマン博士は、次のように述べています。
「これらの「COVIDつま先」を使用する別の理由がない場合、テストを検討することをお勧めします」と彼女は付け加えた。

COVIDつま先の原因は何か?
フリーマン氏によると、この状態の原因は不明であるという
。 彼女は医学界を取り巻くいくつかの主要な理論があったと言う。

1つは、ウイルスが体内で一般的な炎症を引き起こすため、病変が現れている可能性があることです。 もう1つは、ウイルスが血管炎を引き起こしている可能性がある。つまり、血管壁自体が炎症を起こしています。 3番目の可能性は、病変が皮膚の血管の血栓によって引き起こされる可能性があること—医師は、血栓を病気の合併症としてますます重視しています。

しかし、これらの仮説の2つ以上が真であるという結果になるかもしれない。 それはこれらのものの組み合わせであるかもしれません、あるいは、他の人が他の理由でそれらを経験しているときに、何人かの患者はある理由でCOVID足指を経験するかもしれない。

5月4日 追記:次の記事もよく論文を読み込んで書かれた忠告すべき記事でしょう。

コロナ感染でみられる特徴的な皮膚症状~COVID toe(コロナのつま先、コビットつま先)とは?

大塚篤司  | 医師、コラムニスト、医学博士、皮膚科専門医、がん治療認定医

4/29(水) 18:49


Categorised in: 全身病と眼