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2020年3月22日

11661:日本は「新型コロナ」にどう対応すべきか?〜尾身茂氏×山中伸弥氏

【新型コロナ対策 緊急対談】日本は「新型コロナ」にどう対応すべきか?〜尾身茂氏(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 副座長)×山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長)

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清澤の聴講メモ:少し古い対談になってしまいましたけれど、採録してみました。私は、クラスターというのが集団で発生した患者集団(塊)のことかと思っておりましたら、感染力を持つ患者といったニュアンスで尾身先生はお使いのようでした。

敵を知る

クラスターとは何か:新型コロナウイルス感染では、感染している人の中で人に感染させる可能性を持った人をクラスターと呼ぶ。ホスト側の要素、つまりウイルスの暴露量が多かった人なのかもしれない。環境(場所)x人の集合で爆発的に広がる特徴を持つ。

季節性は、季節性インフルエンザのように季節が温かくなることで終息が期待できないか?:北海道でモ中国でも若年層で軽い症状の人が多い。また年長者では死亡率が高い。だから、若い人には2週間は外出を自粛してほしい。マラソン、散歩や、ジョギングまでは規制を要さず。誰も免疫を持っていない。重症になった時の死亡率は高い。

今後、室内での歓迎会等は許容されるか?:一つは状況による。参考になるのは、北海道が緊急宣言をしたが、人々の行動の変容ができたかどうかが見えてくるはず。(注:この対談は4月8日)一律には言えない。

病原性:70-80歳での致死率は10%にも及ぶ。高齢で、基礎疾患のある人は危険。重症化が16%。インフルエンザでの死亡は合併症による2次性のものだが、新型コロナ肺炎は直接に肺を犯すから特徴が違う。軽微な感冒様だけの人も多い。高齢者を守るという思考が大切。

20歳未満では感染者が少ないが、効果はあるのか?:インフルエンザとの比較で、見ると2009年のインフルエンザでの死者は日本では少なかった。それは、学校閉鎖で感染を止められたから。小学生の命を守るというよりは、高齢者への感染を止めたいのだ。

②現状を知る

PCRが十分になされていないが、実は?:多くの人は自分が感染しているかを知りたいわけだが、それはさせたくない。では、その基準は?風邪症状が出てすぐにするならば、キャパシティーが不足。発熱4日後のPCRを推奨している。1日目からの呼吸器症状や、高齢者には今よりは早めにできるようにしたい。

シンガポールではPCRを積極的にしている。医療現場ではどうする。感染症指定病院は1800床しかない。個人的には、今のままでは不足するだろうと思う。

半年から一年でどう広がるのだろうか?実際の感染者は報告よりは多いだろうが、今の答えはないが、集団免疫ができるまでの伝搬は起きないだろう。ワクチンが必要というのは、その観点。迅速診断キットは欲しい。そのためには抗体が欲しいが、その方向で研究はされているのだろう。ステロイド、アビガン等。免疫の暴走の可能性も考えられる。

③ゴールを知る

ピークを遅らせ、ピークが治療のキャパシティーを超えないようにする。従来のパンデミックと今回のコロナでのクラスター感染には患者数のグラフの形に違いがある。ミティゲーション

注:クラスター:

厚労省は15日12時時点のクラスター発生状況を「10都道府県15カ所」とするクラスターマップを公表した。しかし大分県から「感染者数の認定に見解の違いがある。当県はクラスターに該当しない」などと抗議を受けていた。このため同省はクラスターの定義を「特定の1カ所で5人以上の感染者が出たケース」とし、感染者が家や別の訪問先で感染させた人数は考慮しないことにした

最新版では、1カ所での感染が5人に満たない大分市の飲食店や和歌山県の医療機関、千葉県の福祉施設を除外。一方で神奈川県の福祉施設を新たに加えた。この結果クラスター発生は「8都道府県の13カ所」

Categorised in: 全身病と眼