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2020年3月2日

11571:眼球タトゥーで失明:記事紹介です

眼球タトゥーで右目失明、左目も視力を失う危機にある25歳女性(ポーランド)
2020/02/29

清澤のコメント:強膜にタトゥーを入れて失明という記事です。https://news.nicovideo.jp/watch/nw6718606。似たような例はhttps://news.nicovideo.jp/watch/nw5806241や、https://news.nicovideo.jp/watch/nw6145285
にもあります。後者のように直後の感染が原因であれば眼科医にはその失明の原因は容易に理解できます。先の例は使用した顔料に組織に対する毒性があったといいたいような印象を受けますが、記事を見る限りでは、この失明の原因は不明です。末尾にアメリカ眼科学会の解説を引用しておきます。
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ポーランド西部ヴロツワフ在住の25歳の女性は今から4年前、ポーランドのラッパー、ポペック(Popek)に憧れて彼と同じように眼球にタトゥーを入れた。黒く染まった眼球に一度は満足したものの、女性はのちに右目の視力を失い、現在は両目の失明という“恐怖”と対峙している。『The Sun』『LADbible』などが伝えた。

モデルであり、Instagramに1万7千人以上のフォロワーを持つアレクサンドラ・サドウスカさん(Aleksandra Sadowska、25)が眼球にタトゥーを入れたのは、今から4年前のことだった。人体改造に高い関心を持つアレクサンドラさんは、ワルシャワに店を構えるタトゥーアーティスト・ピョートル氏(Piotr A)のもとを訪れ、白目に黒のインクを入れてもらった。

施術後、両目に鋭い痛みを感じたアレクサンドラさんはピョートル氏に訴えたが、「それは普通に起こること。痛み止めの薬を飲めば大丈夫」と相手にされず、とりあえず薬で対処した。しかし目の痛みは消えないばかりか、アレクサンドラさんは突然、右目の視力を完全に失ってしまった。左目の視力も低下していたアレクサンドラさんは慌てて病院に駆け込んだものの、医師から「目の損傷は深く広範囲に及んでおり、右目の視力の回復は不可能だ。左目もそのうち失明するだろう」とほとんど絶望的な告知を受け、ピョートル氏を相手に訴えを起こしたのだった。

裁判は起訴から4年を経てようやく開始される予定だが、これまでの調べではピョートル氏が目には使用できないボディ用のインクでアレクサンドラさんの眼球にタトゥーを施したことが判明しており、アレクサンドラさんの弁護士は「ピョートル氏は非常に繊細な眼球のタトゥーについて、しっかりとした知識や技術がないにもかかわらず施術を行いました。その結果、このような悲劇が起きてしまったのです」と主張している。

裁判で有罪が確定すればピョートル氏は、意図せずに重度の障害を負わせたとして懲役3年の刑が下される可能性もあるが、同氏は今もピアスを専門とするサロンの営業を続けており無罪を主張している。

アレクサンドラさんは地元紙のインタビューに「この先、完全に失明するのではないかと思うと怖くて仕方がありません。でも地下に籠って落ち込んでいるわけにはいかないし、辛くても前に進むしかありません」と明かしており、Instagramでは好きなネコや料理の写真を更新し続けている。

ちなみにこのニュースには、「今更後悔しても遅い」「なんて愚かな」「危険とわかっていてやったこと。自業自得」「私もタトゥーを入れている。後悔はない」「なぜ、眼球にタトゥー?」「タトゥーを入れる人の気持ちがわからない」「自分を自分で傷つけているんだよ。これは病気」「タトゥーアーティストはきちんとリサーチしないと」「タトゥーアーティストってピンキリ。これは酷い」といったコメントがあがっている。

画像は『anoxi_cime 2019年2月9日付Instagram「To wstawiam jeszcze jedno z elfikowej serii」、2019年3月3日付Instagram「Portrecik Zaczyna być coraz więcej słońca」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

アメリカ眼科学会AAOが公表したもう少しまともな記事です。

https://www.aao.org/eye-health/tips-prevention/eyeball-tattoos-are-even-worse-than-they-sound

強膜刺青を受けた患者の術前検査。眼球の入れ墨は聞くよりもさらに悪質
作成者:Dan Gudgel
レビュー担当者:Paul R Freund、MD、Andrea A Tooley、MD
 2019年5月
目の入れ墨を受けるとあなたは失明するかもしれません。
眼球の入れ墨や強膜の入れ墨など、身体の修正の新しいフロンティアについて聞くことがあるかもしれません。目の白い人が黒い色や虹の色に染めた本物や偽物のオンライン写真を簡単に見つけることができます。また、眼球の入れ墨がひどい結果に終わった人々の物語に出くわす可能性があります。一部の人々が強膜タトゥーをやめたからといって、それが安全、合法、または良いアイデアであるとは限りません。

眼球の入れ墨のリスクは次のとおりです。

視力低下または完全な失明
網膜剥離
注射またはインクからの感染
進行中の目の炎症
光に対する感度
常に何かがあなたの目にあるように感じる
目の全体の損失
たとえ目を傷つけることなく行われたとしても、強膜刺青はまた、医師が将来あなたの目の健康状態を調べることを難しくします。

眼球の入れ墨は医学的または科学的に研究されてはおらず、その手順は医師によって開発されたものではありません。意図どおりに行われた場合、刺青師は結膜の表面のすぐ下にインクを注入するため、強膜–目の白い部分を着色します。針が正確な場所にない場合、インクを目の内側、網膜、または目の周りの組織に注入してしまうことがあります。これらの間違いはいずれも、視力の低下や継続的な痛みなど、永続的で恐ろしい結果をもたらす可能性があります。強膜刺青は刺青の伝統的な手法ではないため、この手技を行う人々のための正式なトレーニング、ライセンス、または認証プロセスはありません。

ネブラスカ州では、2019年初頭に強膜刺青が禁止され、インディアナ州オクラホマ州およびカナダのオンタリオ州での禁止が加わりました。ワシントン州の議員も禁止を検討しています。

目の外観を変更するより安全な方法については、眼科医を訪れて、コスチュームコンタクトレンズの処方箋を入手してください。色付きのコンタクトレンズは、オンラインまたはコスチュームショップでも見つかることがあります。ただし、医師によって処方および適合されていない限り使用しないでください。処方箋なしで米国でコンタクトレンズを販売することは違法です。汚れたレンズ、偽造レンズ、または不適合なレンズは、目を痛める問題を引き起こす可能性があります。

Categorised in: 全身病と眼