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2020年2月7日

11487:好酸球性副鼻腔炎とは何か?

順天堂大耳鼻科伊藤伸准教授は葛南地区花粉症勉強会で、鼻科領域アレルギー疾患の治療として、①アレルギー性鼻炎と②好酸球性副鼻腔炎を説明された。アレルギー性鼻炎はさておいて、好酸球性副鼻腔炎とは何かを、難病情報センターの記事 https://www.nanbyou.or.jp/entry/4537 を参考に復習してみよう。

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好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎。一般的な慢性副鼻腔炎は、抗菌薬と内視鏡を用いた手術でかなり治りますが、この副鼻腔炎は手術をしても再発しやすく、ステロイドを内服すると軽快する特徴がある。しかし病気自体は、生命に危険を及ぼさないので、ずっとステロイドを服用することは避けた方が良いとされる。

幾つもの鼻茸ができて鼻の中を充満していくのが特徴。鼻茸自身は良性腫瘍だが、風邪をひいたり細菌感染が起こったりするたびにどんどん大きくなり、ひどい場合には、鼻の穴から溢れそうになることもあります。
鼻茸を顕微鏡で調べると好酸球という免疫細胞が多数認められる。これまで日本人の鼻茸には好中球という免疫細胞が多く存在したので、この好酸球性副鼻腔炎は今までの副鼻腔炎とは違った原因で起こるか、異なった反応をしているのだろうと推測された。そして好酸球という細胞が非常に多く認められるので、好酸球性副鼻腔炎という名前が付いた。

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