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2019年8月19日

10998:両親指が痛む「母指CM関節症」それと眼瞼痙攣の関連は?

富田泰次先生の記事を読んでみました。その記事によれば、

 CM関節とは、手のひらの中にある「手根中手関節」のこと。母指(親指)のCM関節は動きやすく、その働きによって、親指とほかの指を使って物をつまんだり、握ったりなどの動作ができます。手全体の働きの半分を担う重要な関節です。母指CM関節症は、加齢や手の使いすぎが原因で、母指CM関節にある軟骨がすり減り、骨どうしが直接擦れ合うことで痛みを覚える比較的多い疾患のようです。70歳前後の女性に多く、手芸や園芸など手をよく使う人にも表れます。

 初めは、力を入れて物をつまんだり、ビンのふたを開けたりする時に、親指の根元あたりが痛むだけですが、症状が進むとだんだん親指が横に開きにくくなって、亜脱臼になり、見た目にも変形が目立ってきます。

 症状が軽い時は、親指の根元部分をしっかり固定する装具を使い、ステロイド剤の関節内注射も痛みを抑えるのに有効とのこと。症状が進んだ場合は関節形成術、関節固定術などの手術も有るそうです。

さて、今回の質問者では、両眼の開きにくさとドライアイの訴えが強く、眼瞼痙攣としてのボトックスと涙点プラグでの併用治療を行っていますが、直接的にはこの手のCM関節症との関連は無さそうです。

念のためにシェーグレン症候群を除外する血液検査を出して再検討としましょう。

Categorised in: 全身病と眼