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2019年7月8日

10888:首都圏で手足口病の流行拡大、4都県で警報レベル:眼症状は?

首都圏で手足口病の流行拡大、4都県で警報レベル

眼科医清澤のコメント:先週、手足口病と診断されたという男児の受診が有りました。小児に多いウイルス性の疾患ですが、調べてみてもごくまれな視神経炎の症例報告以外には眼症状の報告はありませんでした。下の記事も有ります。

早めに医療機関受診呼び掛けも

2019年07月04日 17:45

首都圏で手足口病の流行拡大、4都県で警報レベル

 手や足などに水疱性の発疹が現れる手足口病の流行が首都圏で拡大している。6月24日から30日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、東京や千葉など4都県で警報基準値を上回っている。【新井哉】

 この週の1医療機関当たりの患者報告数は、千葉県が前週比約1.5倍の7.74人、埼玉県が約2.3倍の5.48人、神奈川県が約2倍の5.23人、東京都が約1.9倍の5.1人となり、いずれも警報基準値(5.0人)を超えている。

注:手足口病とは(国立感染症研究所HPから抜粋)

(2014年10月17日改訂)手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、その名が示すとおり、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、1950年代後半に認識されたウイルス性発疹症であり、我が国では1967年頃からその存在が明らかになった。本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが原因ウイルスである。基本的に予後は良好な疾患であるが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあり、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られている。

臨床症状

通常のCA16およびEV71による手足口では3~5日の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手掌、足底や足背などの四肢末端に2~3mmの水疱性発疹が出現する。時に肘、膝、臀部などにも出現することもある。

口腔粘膜では小潰瘍を形成することもある。発熱は約1/3に見られるが軽度であり、38℃以下のことがほとんどである。通常は3~7日の経過で消退し、水疱が痂皮を形成することはない。

稀には幼児を中心とした髄膜炎、小脳失調症、AFP、脳炎などの中枢神経系合 併症を生ずることもある。 特に、EV71による場合には、中枢神経系合併症に注意する必要がある。近年のアジア地域における重症例の多くは、EV71急性脳炎に伴う中枢神経合併症によるものと考えられている。

学校保健法での取り扱い:

手足口病は、学校で予防すべき伝染病1~3種に含まれていない。主症状から回復した後もウイルスは長期にわたって排泄されることがあるので、急性期のみ登校登園停止を行って、学校・幼稚園・保育園などでの流行阻止をねらっても、効果はあまり期待ができない。本疾患の大部分は軽症疾患であり、集団としての問題は少ないため、発疹だけの患児に長期の欠席を強いる必要はなく、また現実的ではない。通常の流行状況での登校登園の問題については、流行阻止の目的というよりも患者本人の症状や状態によって判断すればよいと考えられる。:との事

Categorised in: 全身病と眼