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2021年9月26日

13123:「がぜん」「破天荒」本来と違う使い方定着 文化庁調査

清澤のコメント:最近書店で平積みで売っていたのが浅田次郎著の「天子蒙塵」。次は歴史を遡って「蒼穹の昴」に進みました。こちらは書店でも1巻と2巻は直ぐ見つかったのですが、3巻と4巻がなかなか見つからず漸くスナモ内の大型書店で見つけることが出来ました。清朝末に西大后が政治を支配していた時代に、数奇な人生を歩んだ2人の男の話(歴史小説)です。その4巻中に破荒天の説明が出ていました。一人の科挙最終段階へに登第者も出せなかった或る地方(荊州)に(この状態を荒天と呼び)一人の秀才が現れて科挙に受かったので荒天を破るという意味で「破荒天」と呼んだという説明でした。それを聞くならば、「誰も無しえなかったことをすること」という意味が解ります。次は「中原の虹」に進みます。歴史小説には気分を奮い立たせる力があります。

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 今日は、⇒「「がぜん」「破天荒」本来と違う使い方定着 文化庁調査」という日経の記事紹介です

教育2021年9月24日 17:00

「がぜん」という言葉を「とても、断然」と同じ意味と捉える人が67.0%に上ることが、24日に文化庁が公表した国語に関する世論調査で明らかになった。本来の意味とされる「急に、突然」としたのは23.6%だった。本来は「誰も成し得なかったことをすること」を指す「破天荒」は、65.4%が「豪快で大胆な様子」と回答した。

調査は3月、全国の16歳以上の男女6000人に質問紙を郵送し、3794人から回答を得た。

文化庁は「がぜん」は音が似ている「断然」と意味が混同しやすいと指摘した。昭和初期に「とても」の意味で使うのが流行した時期があり、その影響が残っているとの見方も示した。

「破天荒」は中国の官吏登用試験だった科挙で合格者がなかった地域(天荒)から初めて合格者が出たことに由来する故事成語。「破」「荒」の漢字のイメージから、大胆という使われ方が広まったと推測されるという。

(清澤注;「天荒」は未開の荒れ地の意。唐の時代、官吏登用試験の合格者が1名も出なかった荊州は人々から「天荒」といわれていたが、劉蛻 (りゅうぜい) が初めて合格して「天荒を破った」といわれたという、「唐摭言」「北夢瑣言」の故事から。したがって、日経記事の言うように天荒が地名だった訳ではない。)

「すべからく」を「すべて、皆」と捉える人は32.1%で、54.8%は本来の「当然、ぜひとも」と回答。他の言葉と比べると、もともとの意味で使う人が多い傾向がみられた。(以下略)

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