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2021年6月6日

12919:硬貨を投げる「あごマスク客」に店員が「私、奴隷じゃない」 弁当屋「カスハラ」騒動の意味

清澤のコメント:「カスハラ」はカスタマーハラスメントの略です。院長としてはやはり従業員が大事です。以前に聞いた接客講習で、警察OBの方(下記記事)が、お客に叱られた職員がいてその人でどうにもならなかったら、大勢の職員が無言で二人を取り囲み、客が「気恥ずかしくてそれ以上のクレームを言い続けられない環境に持ち込め」と言っておられたのが印象的でした。このケース、カスハラ客になってしまった人はまさか全国に顔をさらされるとは思わなかったことでしょう。怒鳴った人も、これが事実とはいえ、何とかこの動画を投稿者に消してもらえないと、明日から人前に出られないような醜態で、全くお気の毒です。

  ーーーーーー2021年06月05日 10時04分 園田昌也 ーーーー

硬貨を投げる「あごマスク客」に店員が「私、奴隷じゃない」 弁当屋「カスハラ」騒動の意味
硬貨を投げる直前の男性ら

200円弁当など、安さと量に定評のある24時間営業の弁当屋「キッチンDIVE」(東京・亀戸)で、来店した男性2人組が店員を怒鳴ったり、硬貨を投げつけたりする動画が話題だ。店側は警察に被害届を提出。示談にも応じないと公言している。

昨今は客からの暴言や暴行など、カスタマーハラスメント(カスハラ)にも注目が集まっている。

店主の伊藤慶さんは、「クレーマーや面倒くさい人は客じゃない。放っておいたら優良顧客が逃げてしまう」と語り、断固たる態度をとるべきと話す。迷惑客への対応を聞いた。(編集部・園田昌也)

●「密回避」で電子レンジ撤去が発端に

事件が起きたのは、5月25日の午前3時台。流れは次のようなものだ。

酔った男性2人組が来店し、弁当や惣菜パックの山を前に“あごマスク”状態で談笑しながら商品を物色。会計時に商品を温めるよう求めた。

この時間帯、勤務していた店員は男女1名ずつ。キッチンDIVEでは、コロナ以前はセルフの電子レンジを置いていたが、時間帯によっては客の列ができていたため、密集を避けるために撤去していた。客の求めに対し、男性店員はレンジは置いていないと答えた。

その後、商品のキャンセルなどをめぐり、2人組が「お前、態度悪すぎるぞ」などと語気を強めはじめ、「だからそんな(弁当屋の)仕事してんねん、アホ」「俺、お前の年収、一カ月で儲けてるから、クズ」などと罵倒。店員側も反論したことで、2人組がヒートアップし、大声で怒鳴ったり、お金を投げつけたりする行為に及んだ。

キッチンDIVEでは、店内の様子をYouTubeでライブ配信しており、映像はテレビ局のニュースで放送されるなど、話題になっている。https://7463c1786fa85ca2423feef482f22ead.safeframe.googlesyndication.com/safeframe/1-0-38/html/container.html

●「うちは映像があったから良かったけど…」

「弁当の在庫が分かるようにとやっています。年に1~2回暴言を吐かれることもあるけれど、このコロナ禍の深夜にこんなことが起きるとは思わなかった。

うちは映像があったから対応できたけど、居酒屋などでは、表に出て来ないだけで同じようなケースはたくさんあるんだろうなと思いました」(伊藤さん)

24時間営業なので、警備会社とも契約しているものの、客の滞在時間が短く、店員と話す機会も滅多にない弁当屋で、警察沙汰になるようなことは想定していなかったという。

●怒鳴る客、ひるまぬ店員「お客さんじゃないです」

映像によると、2人組のうちひとりは接客業を自称し、「こんな口のききかたするか、客に向かって。客じゃないってこと? するんかって、お前」などと怒鳴りつけている。

これに対し、女性店員が「お客さんじゃないんで、出て行ってもらえますか」と応じたところ、男性は返品時に受け取った硬貨を投げつけ、「金払ったら客だろうが、コラ、オイ」などと声を荒げている。

女性店員はひるむことなく、「お客さんじゃないです」「(お金)払ってもらってないです。投げただけです」と返している。

伊藤さんは、「店員には、場合によっては客を出禁にして良いと伝えてある。お客さんの代わりはいるけど、スタッフの代わりはいない。スタッフを採用するほうが難しいし、コストがかかる」と強調する。

●店員に対する優越感「本当に日本人?」

絡んできたときに、ひたすら頭を下げていれば、“あごマスク男”たちもここまで激昂しなかったかもしれない。

実際、接客業だという“あごマスク男”のひとりは、店員に対して「ないんでしょ、お客さんに対してありがとうって」「本当に日本人?」などと述べている。“格下であるべき”店員が頭を下げず、“口答え”したことで、ヒートアップしてしまったのだろう。

中には店員の対応に疑問を持つ人もいるだろう。しかし、店員なら侮辱に耐えなくてはならないのだろうか。「お前の給料はここで買ったお金で払われてんだろ」となじられた女性店員は「私、奴隷じゃないです」と反論している。怒鳴り、侮辱し、物を投げつけたほうに非があるのは明らかだ。

ただし、場合によっては殴られるなどの危険もある。伊藤さんが謝罪は受け入れないとアピールしているのは、迷惑客を遠ざけ、店員を守るという狙いもあるのだろう。

選択権があるのは、客のほうばかりではない。「店に不満があるなら来なくていい」と伊藤さんは言い切る。

Categorised in: ご近所の話題