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2021年5月26日

12890:ボルヴィック水源、くみ過ぎで枯渇の危機か フランスのニュースです

清澤のコメント:フランスでは泉が枯れるという事がしばしばあるようだ。それが劇映画の話題にも取り上げられている。「愛と宿命の泉」(マノン ド ソース泉のマノンとジャン ド フロレッテ:フロレッテ家のジャン)という名前の、イブモンタン(先頭の動画が若き日のイブモンタン)とジェラール デバルデューが出ている2部作の映画なのだが、ぜひ見ていただきたい。

愛憎劇としては納得できたのだが、この映画を見たときに、水脈を土砂で塞ぐくらいで村の泉が枯れるなどという事が本当に起こせるものかと疑問を感じたのを思い出す。

 今日の話題はフランスの食品大手のダノン社がボルビックの飲用水をくみ上げすぎて、オーベルニュの川の水が枯れてしまったのでないか?という記事です。クレルモンフェランは炭酸水で有名なビシー(第二次大戦中のペタン政権の首都)からもほど近い町だったと思います。

5/26(水) 13:52配信

AFP=時事

フランス・ボルヴィックにある、ミネラルウオーター「ボルヴィック」の工場で働く従業員(2021年5月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス中部ボルヴィック(Volvic)を囲む緑豊かな火山性丘陵は長らく、世界的に有名なミネラルウオーターの水源地となってきた。しかし、地元住民や地質学者は、過剰な採水により、地域一帯が危険にさらされていると警鐘を鳴らしている。 【写真】ボルヴィックの工場の様子

「かつては水が膝の高さまであり、水車2基を回していた」。ボルヴィック近郊の村の生家前の流れを指さしながら、ピエール・グロドクール(Pierre Grodecoeur)さん(69)はこう話す。水車はなくなり、最近では川が干上がっていることも多いという。

 オーベルニュ(Auvergne)地域圏に位置するグロドクールさんの村のすぐ近くには、仏食品・飲料大手ダノン(Danone)が所有するミネラルウオーター「ボルヴィック」の巨大なボトリング工場がある。

 仏政府は2014年以降、ダノンに年間280万立方メートル、1リットルボトルで換算すると28億本分の採水を許可している。これは、毎秒89リットル近くの水をくみ出していることになる。

 工場近くの養魚場にはボルヴィックの源泉が湧き出ているが、いまでは数か月間、全く水が出ないこともある。

 地質学者のロベール・デュラン(Robert Durand)氏はAFPに対し、ボルヴィックの源泉の平均流量は、1927年の毎秒470リットルから毎秒50リットルまで落ち込んだと語った。

 水不足により木々に覆われた丘陵の湿度が下がっており、地域の生物多様性に影響が出ている。

 オーベルニュ地域圏クレルモンフェラン(Clermont-Ferrand)にあるフランス国立科学研究センター(CNRS)の専門家、クリスティアン・アンブラール(Christian Amblard)氏は、「砂漠化の始まりと言える」と指摘する。

 農業を営む男性は、ボルヴィック周辺の水は不足しており、もはやかんがいには使えないと話す。「この辺りではここ数年、植物や野菜が全く育たない」

 ダノンのボトリング工場長のジェローム・グロ(Jerome Gros)氏は、工場が水をくみ尽くして干上がらせているとの批判に対し、ダノンは水源の保護に多額の投資をしていると反論した。  一方、専門家らは、ボルヴィックの工場は地下100メートルから水をくみ上げていると指摘。ここ数年の降雨量は安定しており、水源の枯渇は天候のせいではないとしている。

 地元環境保護グループに所属する地質学者は「バスタブの底から水をくみ上げて空にしているようなものだ」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

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