お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2021年5月11日

12849:「余計な一言」を言う人が好かれるはずもない訳:言葉を発する相手の感情に寄り添えていますか:東洋経済の書評紹介

清澤のコメント:家族の夕飯で、私はしばしば「人の話を聞こうとしない。自分の事ばかり言っている。それでは友人ができるはずがない。」との批判を受けることが多いです。今日は「それを自覚すれば嫌われることを最小限にできるという知恵をまとめた本の書評」が目につきました。「人に嫌われる人の特徴」という内容の本は数多ありますが、今日はこの本をご紹介致しましょう:真に大切なのは「言葉」だけでなく、その奥にある「感情」にフォーカスすることです:とのこと。むべなるかな。出典・https://toyokeizai.net/articles/-/424841

  ――――――

永松 茂久 : 人財育成JAPAN代表取締役、永松塾。主宰 2021/05/04

ユニークな人材育成法をこれまで延べ45万人に伝えてきた永松茂久氏。その永松氏がコミュニケーションの秘訣を明かし、2020年いちばん売れた会話の本『人は話し方が9割』より、「人に嫌われないための話し方」と「感情にフォーカスした会話」についてそれぞれ秘訣を解説します。

周りの人の話を聞いていると時折、「なぜ今この人、こんなことを言うんだろう」と思わせる人がいます。「だからこの人は嫌われるんだよな」という言葉を使う人です。相手の気持ちを考えず、余計なひと言を言ってしまう人です。意外にも、世の中には余計なひと言を言ってしまう人がとても多いのです。

なんでも正直に言えばいいというものではない

自分が嫌いだとしても、相手の感情に寄り添う言葉を発するのです。人間は関係性の中で生きています。思ったことをストレートに言っていい場合と、絶対に言ってはいけない場合があります。

こう言うと中には、「世の中には、口は悪いけど本当はいい人っているんだよ」と言う人がいますが、私に言わせれば口の悪い人でいい人なんていません。口から出るということは、その人が頭の中で考えているから出るのです。心の中にない言葉は口からは出てこないのです。愛ある人の口からは愛のある言葉が、意地の悪い人からは意地の悪い言葉が出てきます。

否定的なことしか言えない迷惑な人は必ず存在します。どんなに正しくても、どんなに本当のことでも、必要のない場面でむやみに相手を傷つけることを言うのはやめましょう。

そして、相手に共感する言葉、寄り添う言葉でコミュニケーションをつなげていけば、必ずその人の魅力は上がります

「言葉だけを拾うようになりましたね」

今でこそ、こうして本を書く私ですが、完璧にコミュニケーション上手に変わったわけではありません。「三つ子の魂百まで」とよく言いますが、時折、コミュニケーション下手の自分が顔を覗かせます。

私のところに通ってくれているコンサルティングのクライアントさん。そのクライアントさんとは10年来のご縁です。話の内容は経営方針ということで、かなりロジカルに話を詰め、そのクライアントさんに必要なことを伝えていたつもりでした……。クライアントさんがあまりに浮かぬ顔をしていたので理由を聞いてみました。

思わぬひと言:「永松さん、最近、言葉だけを拾うようになりましたね」クライアントさんはこう続けました。「以前は私の感情に向き合ってくれていたように感じていました。今は言葉上の理解しかしてくれていないような気がします」経営というロジカルな部分にフォーカスしすぎるあまり、クライアントさんの「感情」というものをスルーしてしまっていたのです。

言葉通り受け取ると、関係性が壊れることもある

クライアントさんは、ずば抜けた経営センスで今や全国で大活躍している女性起業家。

「男女問わず、人というものは自分を理解してほしい生き物」

結論を出そうとしてしまい、それ以外のことはあまり重要視しない。良くなるためには、最短で結果の出る方法を考える、というドライな自分がいました。大切なのは、「言葉の意味」ではなく「その奥にある感情」です。今風に言えば、空気を読むことの大切さをあらためて彼女の言葉が思い出させてくれました。

「感情にフォーカスする」とは、こういうこと

言葉だけを拾わず、その奥にある相手の感情にフォーカスできるか。

夫婦、恋人、友人、職場の人間関係……。私たちの人生は、色んな人との関係性の上で成り立っています。

ある日、突然怒りを爆発させた相手に対してあなたは、「なんでそんなに不機嫌なんだよ! 君だって今は仕事に集中してって言ったじゃないか!」と怒り始めます。これが相手の「言葉だけを理解した」状態です。奥さんや恋人からすれば、「だからといって、あまりにも忘れすぎじゃない? 一本の連絡もできないほど忙しいの? 私の気持ちをまったく理解してくれてないじゃない!」となるのです。こうして関係のズレが始まる。

「相手がこう言ったから」という言葉だけでコミュニケーションを展開していくと、思ってもみない現実を引き寄せてしまうことがあります。真に大切なのは「言葉」だけでなく、その奥にある「感情」にフォーカスすることです。

Categorised in: ご近所の話題