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2020年7月29日

12128:東京五輪「中止」に向けて、本気で考え始めるべき理由:記事紹介です

補追:
【内部告発】世界で決定済みの東京オリンピック中止を日本的にどう解決する?

清澤のコメント:先の連休が本来ではオリンピックが行われる予定日だったわけですが、それもコロナ流行再発で無為に過ごしました。どうも東京オリンピックは延期から中止に変わるのではないかという雰囲気に気に変わってきています。その辺を突いた記事が出ました。https://diamond.jp/articles/-/244305 我々としては、オリンピックの行われないコロナ後を想定した準備対応が必要なようです。--抄出採録します--

小林信也:作家・スポーツライターライフ・社会ニュース3面鏡 2020.7.29 5:20

東京五輪

写真:つのだよしお/アフロ

人類はまだ新型コロナウイルスに打ち勝っていない

 予定通りなら、東京オリンピック2020が開幕している時期になった。ーー1年後には改めて開幕が予定されている。しかし、新型コロナウイルスの感染が広がる中、開催の可否は混沌としている。

 安倍首相は改めて「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして必ずや成功させたい」と語ったが、新型コロナウイルスの感染拡大は続いている。ワクチンや治療薬などの開発が成功したともいえない。安倍首相はただ希望的な決意を語っているにすぎない。

日本人の命より、米テレビ局との契約の方が重い

 つい先ごろ、東京2020組織委員会の森喜朗会長が「IOCの意向で、開会式の簡素化はできないことになった」と発言し、波紋を呼んだ。「アメリカのテレビ局が放送時間枠をすでに用意している。オリンピックの最大のスポンサーであるアメリカのテレビ局の意向にIOCは背くことができない」

 危険にさらされ、アメリカのテレビ局のビジネスに加担する必要など、このコロナ禍の状況で認められるはずがない。国民の命を人質にしてまで、オリンピックを強行する意義とは何だろう?

 東京2020の簡素化は、危険な状況下でもなんとか東京オリンピックを実現したいと願う場合の「必要最低限な施策」だ。それに「NO!」を言うのは、日本人の健康を軽視しているという意味になる。

すでに当事者たちは中止に向けたシナリオを進めている?

 これまでの経緯を振り返っても、IOCと組織委員会は、巧妙に2つの選択肢を同時に準備してきた。公には「実施」をうたいながら、水面下では「延期」や「中止」を周到に準備し、機が熟すと急きょ「延期」や「中止」に転じたのではないか。

 このタイミングでの延期決定には諸説あるが、聖火リレーとの関連でいえば、東京五輪実施に関する業務契約に関して、「聖火リレーの開始をもって実施」とみなす。つまり「受託業者への支払いが発効する」との取り決めがあったため、どうしても聖火リレーに着手する必要があったという証言がある。

 このように、3月にも、あれだけ「予定通り実施」と強く主張し続けながら、急転直下「延期」を決め、しかもわずか1日で「ちょうど1年後」と時期まで決定した当事者たちである。中止の合理的な理由が構築され、中止による経済的な手当てのめどが立てば、IOCだってリスクを冒したくないのが本音ではないだろうか。

 オリンピックの開催費用は3兆円にも膨れ上がったといわれるが、コロナ関連の事業支出は特別定額給付金だけでも事業予算12兆8802億余円だから、これを大きく上回っている。オリンピック・ビジネスの損失分は、すでに十分補填されたとの指摘もある。こうしたやりくりが完了すれば、無理にリスクを冒してオリンピックを実施したくないのは政府や東京都も同じではないだろうか。

開催か中止かを首相や政治家が決める傲慢を許さない

「実施か中止か、その選択と決定権を首相や政治家が握っている状況は健全とはいえない」

 通常のオリンピック開催と違い、これだけのコロナ禍を共有したいまの状況では、「それでも東京オリンピックを開催すべきか」「開催するなら、何のために?」「開催するにはどんな前提が必要か」「改めて、スポーツの意義は何だろう?」、そういった国民的議論こそがとても重要だ。

 中止か実施か、その決断に、都民、国民、スポーツ選手たちが一切参加できず、ただ発表を待つだけの状況は異常だ。アスリートもスポーツ界も不在で、政治的、経済的判断だけで決められるのでなく、都民、国民こぞって、東京オリンピックの開催を議論し、併せてスポーツの意義について活発な意見を交わし合い、スポーツ観を共有できたらいいと願ってやまない。

(作家・スポーツライター 小林信也)

実はもう中止が決まっている?という動画です。
【内部告発】世界で決定済みの東京オリンピック中止を日本的にどう解決する?

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