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2020年7月23日

12114:新宿の「スカウトマン狩り」という話

清澤のコメント:新宿で6月に「スカウトマン狩り」という暴力団によるスカウトマンへの集団暴力事件があったらしい。その背景には「新宿スワン」というコミックと映画の影響でいわゆるスカウトマンが増えた事と、今回のコロナ騒動で新宿の繁華街も汚染し、かつ街も瀕死の状態で、その中でのスカウトマン側と闇社会の軋轢があったのだろうという事らしい。

まず、映画『新宿スワン』本予告

015年5月30日公開:この映画を330円払ってネット配信で見ました。下記のような話で、新宿のスカウトの立ち位置がよく理解できました。(7月24日5時0分)

2015/03/26 女をアゲて、男を上げろ。 生きのこれ!歌舞伎町スカウトバトル。 ヤングマガジン(講談社)で連載直後から熱狂的な人気を誇るモンスターコミックを完全実写化。わずか600メートル四方の地に約4000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街「新宿歌舞伎町」を舞台に、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈なだまし合いによる抗争と、頂点へと成り上がろうとする熱き男たちのロマン。人生のどん底を味わいながら、アテもなく歌舞伎町を彷徨う、金髪、天パー、一文無しの白鳥龍彦(綾野剛)が足を踏み入れた裏社会。それは様々な男女の危険な思惑が考査する混濁した世界。「俺がスカウトした女の子は、必ず幸せだって言わせます!」ハンパな覚悟じゃ生き残れない、力VS力の生存競争の中で、龍彦の大いなる冒険がはじまる!

次はスカウトマンⅡの予告編

事件の解説①

詳しい解説②

ヤクザ100人が街中で殴る蹴る【新宿スカウト狩り】《警視庁は捜査本部設置》

尾島 正洋 2020/07/05 文春の記事を短縮して収録:

「おい!こらっ!」「この野郎!」

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「東京アラート」が発令中だった6月上旬の深夜、国内最大の繁華街である新宿・歌舞伎町で怒号が飛び交った。

 その乱闘の動画が流出し、話題となった「スカウト狩り」だ。「夜の店」に女性を紹介するスカウトの男たちが、暴力団関係者に追いかけられる姿が写っていた。

 警視庁は、すでに新宿署に捜査本部を設置。捜査の展開次第では、次の局面を迎える。

「スカウト狩り」は繁華街のど真ん中で起きた(写真はイメージ) ©︎iStock.com
「スカウト狩り」は繁華街のど真ん中で起きた(写真はイメージ) ©︎iStock.com

怒号飛び交う深夜の歌舞伎町

 騒動が起きたのは歌舞伎町の「区役所通」。スカウトを見つけた暴力団関係者とみられる男たちが殴る蹴るの暴力を繰り広げた。スカウトを追いかけ回し取り囲む男たちは次第に増え続け、100人ほどに膨れ上がった。

 こうした騒動は6月上旬以降も歌舞伎町の各所で発生。暴力団関係者が問題にしているのは、歌舞伎町でも最大規模のスカウト会社Aだ。A社は、歌舞伎町で10年以上にわたり「夜の街」の飲食店に若い女性を紹介し、巨額の利益を得てきた。紹介先には風俗店もあり、A社には数百人のスカウトが所属し、歌舞伎町で若い女性に声をかけ続けていたという。

 歌舞伎町の飲食店業界に詳しい関係者の男性が、最近のスカウト事情について明かす。「歌舞伎町には夜の街で稼ごうとする若い女性が、地方などから多くやってくる。それをスカウトが待ち構えて声をかけてキャバクラなどに紹介する。知性や教養なんて関係ない。」

 これまでスカウトは、かなり旨みのある商売だったようだ。

「紹介した女の子が働いている限り、その子が稼いだ売り上げのうち、ある店では3%、5%などと取り決めで紹介料がスカウト会社に『スカウトバック』が入る。キャバクラの料金は通常1時間で1万円とか1万5000円とかが相場。このほかにウイスキーのボトルを入れるとなると当然、別料金となる。女の子たちの稼ぎはピンキリだが、月の売り上げが500万~600万円というかなり稼げる女の子もいる。利益は莫大」「要するに、女はカネになるということ」

コロナ禍で夜の街に変化が

 不夜城とも称された歌舞伎町だが、コロナ禍による営業自粛要請には抗し切れなかった。歌舞伎町で手広く仕事をしている最大規模のスカウト会社Aが“掟破り”の行為に乗り出したのだという。

「A社が同業他社の優秀なスカウトの引き抜きを始め、すぐに問題になった。A社のトップは双子の兄弟で、身長は190センチぐらいのマッチョタイプのコワモテ風。少々強引で、スカウト引き抜きも次々と起きて後を絶たなかった。引き抜かれたスカウト会社ともめ事が起きた」

 話し合いが決裂したことで問題は肥大化。波紋を広げた。そして、この揉め事の調整役として解決に乗り出したのが暴力団関係者たちだった。しかし、暴力団関係者に、スカウト会社は強い抵抗を示し、火に油を注ぐ。

 その結果、暴力団関係者の男たちが歌舞伎町の街中を練り歩き、トラブルの発端となったA社所属のスカウトを発見すると、数十人で取り囲み暴力を振るう事態となった。

組対4課と新宿署が捜査本部を設置

 警視庁組織犯罪対策4課と新宿署は暴行や傷害事件として、捜査本部を新宿署に設置。すでに防犯カメラなどで撮影された歌舞伎町各地の暴行現場の画像を収集、分析し暴力行為に及んでいた人物たちを特定し、実態解明を進めている。

 警察庁幹部:「防犯カメラの画像は、画像を鮮明化するソフトを使うと、人物の動きや顔を識別できるようになる。」

 前出の幹部は「歌舞伎町は、ほぼ全域に防犯カメラ網が張り巡らされており把握できるはず」。警視庁はスカウトに対して殴るなど、直接的な暴力を加えた実行行為者を中心に捜査しているものとみられる。

 歌舞伎町では、新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない状態だが、「スカウト狩り」は警視庁の本格捜査によって、大きく事態が進展しそうだ。

 

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