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2020年6月11日

11971:医師ならではの「徴税リスク」とは:記事紹介

清澤のコメント: 幻冬舎https://gentosha-go.com/articles/-/23988 記事からの要点採録です。日々の記録をしっかり残す。現金管理は家族でなく職員に任す方がよい。関与税理士の交代は不利。メデイアへの露出は不適切としています。ごもっともと思いました。 殊に新しく開業される後輩医師には参考になるでしょう。

 --記事の要点は---

スタッフの横領で税務調査…医師ならではの「徴税リスク」とは

髙田 一毅 2019.11.6

脱税疑惑のある富裕層や企業を調べ、真実を確かめる「税務調査」。遠い他人事のようにも思えるが、「クリニック」が調査される例は多い。

クリニックの税務調査で「心証」をよくするには

調査官に対する心証をできるだけよくするよう努めるにこしたことはない。

最低限、調査のために必要となる資料はしっかりと手落ちなく準備しておくこと。通常であれば準備されているはずのものが用意されていなければ、調査の入り口段階で相当に印象が悪くなる。誠意ある対応と協力をすれば、おのずと適正な会計処理をしていることが相手に伝わる。税務調査ではスムーズなコミュニケーションを図ることが重要。

関与税理士が変わったところを狙われる?

税理士変更と調査先選定には関係がないといわれる。税務署において管理部署が異なるから。税理士変更後に入った税務調査において追徴税額が過大となるケースがあることも事実です。変更後の税理士は変更前の申告内容について戦ってくれないから。

会計処理を日々適正に行うことが大切となる

税務調査においては、原則として直近期以前の合計3事業年度分の会計資料等についてチェックが行われる。まとめて3年分の調査準備をすることは不可能に近い。日々適正な処理を遂行することで、調査の連絡を受けてからあわてて準備するような事態は回避できる。日頃の現金管理も適切に行っておく必要がある。以下の作業についてはしっかりと行うよう心掛けよ。

●記帳業務

最低限、現金出納帳の記帳は不可欠。毎日、窓口を締めた後に日銭をチェックし、かつ記帳することが大切。

●備忘記録

せめて領収証やレシートに、食事をした相手や内容をメモする。

●現金預け入れ

少なくとも週に1回程度は手許現金の預け入れを行う。

●資料の保管整理

会計資料については、事業年度ごとに整理のうえ保管。整理整頓が不得手なドクターは、その旨を会計事務所に伝え、適切な指導を受けよ。

●棚卸

事業年度末に、スタッフの協力のもと必ず実地棚卸を行って棚卸表の作成を。

スタッフ指導に力を入れ、長く勤めてもらうことも大切

日頃の現金管理を適切に行うためには、窓口の受付担当者など事務スタッフの指導に力を入れることも大切。入金専用の口座を開設し、銀行への現金預け入れの作業をスタッフに行わせる体制を整えるとよい。入金業務については、スタッフに委ねてしまうほうが合理的。

また、資料整理についても、請求書など中身を見られても構わないものに関しては、特定のスタッフにファイリングをサポートさせることを検討してもよい。じっくりと腰を落ち着けてくれるようなスタッフを探すのはなかなか大変。スタッフにできるだけ長く勤めてもらうことが重要なので、厚遇して長く勤めてもらうことが大切。

スタッフの「売上金の横領」にも注意が必要

会計事務所のチェックによって明らかになるケースがほとんど。厳重な窓口現金管理が大切。

メディアに出ると税務調査のターゲットになりやすい

不要な税務調査を受けないためには、メディアにできるだけ露出しないことが大切。クライアントに対しては、極力メディアの取材を受けないよう指導をしている。税務調査が入ることで、ドクターに過重負担がかかる。

Categorised in: ご近所の話題