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2020年4月16日

11774:アマビエが注目を集めています

清澤のコメント:疫病を予言する、厄除けになるのだそうで、今はやっているキャラクターです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アマビエの出現を伝える瓦版
弘化3年4月中旬(1846年5月上旬、江戸時代後期)刊行。木版画。京都大学所有、京都大学附属図書館収蔵。

アマビエ(歴史的仮名遣:アマビヱ)は、日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。

同種の妖怪と考えられるものに尼彦/あま彦/天彦/天日子/海彦(読みの推定:あまびこ)、尼彦入道/天彦入道アリエがある。

伝承


《 原 文 》 文字は当時の字体(旧字体は原文ママ、崩し字は新字体に変換)。約物は現代の補足。
肥後国海中え毎夜光物出る。所の役人行見るに、づの如く者現す。私は海中に住、アマビヱと申す者也。當年より六ヶ 年の間諸国豊作也。併し、病流行、早々私写し人々に見せくれと申て、海中へ入けり。右写し役人より江戸え申来る写也。     弘化三年四月中旬

江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れたという。この話は挿図付きで瓦版に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた。

弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

アマビコと同種

尼彦の出現を伝える肉筆画
湯本豪一所蔵。

アマビエ」という名称については、目撃記録が一つしかなく、また名の意味が不明であることから、「アマビコ」という同種の妖怪の誤記という説が提唱されている。

湯本豪一は、「アマビコ」を記述した史料例として「アマビエ」を含めて7件を挙げる。また、長野栄俊は湯本が挙げる7件の比較を拡張して合計9件としている。いずれも海中からの出現、豊作や疫病の予言、その姿を写した絵による除災、3本以上の鰭ないし足による直立という外見などが共通しており、両者とも同種と考えている。

このうち、肥後国(現・熊本県)に出現した史料例は4件、隣国の日向国(現・宮崎県)の「尼彦入道(読みの推定:あまびこ にゅうどう)」が1件ある。九州に限らず、越後国出現の史料も2件ある。

年代が特定できる最古の例は、天保15年(1844年) の越後国(現・新潟県)に出現した「海彦(読みの推定:あまびこ)」を記述した瓦版(『坪川本』という。福井県立図書館所蔵)、その挿絵に描かれた海彦は、頭からいきなり3本の足が生えた(胴体のない)形状で、人間のような耳をし、目はまるく、口が突出している。その年中に日本人口の7割の死滅を予言し、その像の絵札による救済を忠告している。

他方、によく似た「尼彦(読みの推定:あまびこ)」の絵が、肥後国に現れた例として、一点の肉筆画(湯本豪一所蔵)に残されている(■右側に画像あり)。添え文によれば、夜ごとに猿の声がするのを、柴田彦左衛門という人物がつきとめて「尼彦」に遭遇したという。湯本はいわばアマビコ考察の第一人者であるが、ここに描かれた尼彦は四肢動物であると主張している。ただ、これと酷似した文章の「あま彦」の木版画も刷られていて、そちらの絵は「猿に似たる三本足の怪獣」であったと1892年(明治15年)7月10日付の郵便報知新聞が報道している。この肉筆画と木版画は、いずれも出現場所について「肥後国熊本県眞字郡」であったとしているが、「眞字郡」という郡は実在しない。また、「熊本県」とあることから廃藩置県が断行された明治4年(1871年)より後の時代の文章と推定できる。

海中ではないが、新潟県湯沢町の田の中に「天日子尊(読みの推定:あまひこのみこと)」と名乗る妖怪が現れたという話もある。これは東京日日新聞の1875年(明治8年)8月14日付の記事になっており、だるまのような、無毛にも見える四本足の怪異が挿絵で示されている。ここの「アマヒコ」は、「尊(ミコト)」の尊号をもち、天つ神に仕える存在と見なされている点が、特異であると指摘されている。

肥後国青鳥郡の海にも「アリエ」という予言獣が出現したと1876年(明治9年)6月17日付の山梨日日新聞が報道している。ただし、これに関しては「青鳥郡」という郡が実在しないことから当時としても疑わしいニュースと見なしており、同年6月30日付の長野新聞でも「妄説」と断じている。

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