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2020年4月8日

11734:「acジャパン 広告 増えた」 で見つかった:記事紹介

清澤のコメント:最近部屋ごもりで、テレビを見ていて、東日本大震災後のようにACジャパンの広告が増えている気がしたのです。それで「acジャパン 広告 増えた」でググってみて出てきたのがこの2つの記事です:テレビ広告の出稿減少はやはり有るようです。

新型コロナ蔓延、広告業界の苦悩に見る日本経済へのダメージ

 2020/03/07   記事を抄出

広告会社の苦境はマスコミ一業種だけの問題ではない(イメージ)

© マネーポストWEB 提供 広告会社の苦境はマスコミ一業種だけの問題ではない

 百貨店業界、旅行業界、飲食業界など、新型コロナウイルス感染拡大の被害が大きい業界は少なくない。マスコミの中では特に広告業界への影響が大きいようだ。

 有事の際の広告といえば、2011年の東日本大震災の時は4月下旬までAC(公共広告機構)のCMが民放各局で流れていたこと思い出す人も多いだろう。あの時は死者・行方不明者が多数出たほか、避難生活を余儀なくされた人も多く、出稿側が配慮してACのCMに差し替えられた。ただし、ACに差し替えた場合でも金銭が発生しているため、テレビ局や広告会社の収益に直接的なダメージがあったわけではない。

 むしろその後の自粛ムードの方が、広告業界への影響は大きかった。しかしながら、東日本大震災では関東以西では大きな被害が出なかったこともあり、被災地以外の経済は比較的しっかり回っていた。そのため業界全体の業績低下も限定されたものになり、比較的早い段階で回復を見せた。

 だが、今回は政府によるイベント自粛要請や学校の一斉休校などもあり、「震災時よりも全国的な影響は大きい」(広告会社営業)との声も出ている。そもそも3月は引っ越しや進学、就職など、人生のイベントシーズンでもあり、広告業界にとってもっとも“かき入れ時”の季節である。

広告会社が取り扱う企業はありとあらゆる業種に及んでおり、CMや広告だけでなく、イベント、記者会見、展示会など、一般的な企業活動のほぼすべてに関与しているといっても過言ではない。ーー

 広告業界のドル箱は「新生活キャンペーン」で、3~4月の消費をいかに活性化させるかを考えたうえで年間のマーケティングプランを考えている。それが今回のコロナ騒動により完全に目論見が狂った形となり、新年度のスタートダッシュを切れなくなってしまったのである。となれば当然、年内計画も見直しせざるを得ず、すべての計画の変更を余儀なくされる。

 また、「春需要」を扱うものも大打撃を受けている。例えば、花粉症関連のアイテムにまつわる広告だ。通常、花粉症対策の企画は前年の12月には開始するもの。花粉の量が多くなる2~4月に合わせて販売強化を目論むわけだが、今はコロナ対策が最重要視されているだけに花粉症の危険性を訴えても軽視されがちだ。花粉症関連グッズのプランニングを昨年12月に開始したプランナーはこう嘆く。

「『これは話題になるはず!』という企画を年内は社内で揉み、年明け早々にクライアントに提出したのですが、その直後にコロナの件が取り沙汰されました。クライアントは『こんな時期に花粉症対策を訴えてもしょうがないですよね……』と諦めムードで、元々考えていた企画はおじゃんです。本当はコロナが蔓延しているからこそ、くしゃみによる飛沫感染や、目や鼻をこすった時の接触感染の防止のために、重点的な花粉症対策が必要なのですが……」ーー

 広告業界からの悲鳴は、単にマスコミの一業種の苦境を表しているものではなく、日本経済全体の悲鳴の代弁でもあるのだ。

◎ https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00282/00005/ 2020年03月11日 :記事抄出 

新型コロナウイルス騒動の影響で、テレビCMやテレビ番組が差し替えになったりする一方で、番組の視聴率は軒並みアップしているという。そんな激動のさなかにあるテレビ業界の実態を、内情に詳しいメディアコンサルタントの境治氏が「緊急アンケート」に基づいてリポートする。

新型コロナ対策の1つとしてテレワークを実施するテレビ局が増えているが、連日新たなニュースが発生。取材現場では、人員をなんとかやり繰りしながら、未曾有の事態への対応を続けているという(写真:Takashi Aoyama / 特派員)

新型コロナ対策の1つとしてテレワークを実施するテレビ局が増えているが、連日新たなニュースが発生。取材現場では、人員をなんとかやり繰りしながら、未曾有の事態への対応を続けているという(写真:Takashi Aoyama / 特派員)

 新型コロナウイルスの感染者が徐々に増え、気がめいる日々だ。最新情報を得ようとテレビに日ごろよりも接している人も多いだろう。ふと気づくと、いつものCMが流れていない気がする。ACジャパン(公共広告機構)への差し替えが増えているのか? やはりCM出稿にも影響が出ているのか?

 そう考え始めると、テレビ局の人たちはコロナウイルスにどう対処しているのかが気になってきた。テレワークで番組を作れるのか。お客さん抜きで収録してるのか。放送業界は今回の騒動でどれくらい、どんな影響を受けたのだろうか……。

 まず聞いたのが、テレワークについてだ。

 「テレワークで仕事できる人は移行している」が一番多く54.5%。「テレワークについて会社として命令は出ていない」が21.8%、「命令は出たがテレワークへの移行は事実上していない」が7.3%だった。

 さて、この回答を見て、改めてわかったのは、放送局はちょうどテレワークを導入しようとしていたタイミングだったらしいことだ。だから部分的には移行している。一方で会社として体制ができていないところもまだまだあり、業務の性質上難しい部分も残りそうだ。

 次に放送や番組への影響について聞いた。(Q3)新型コロナウイルスによって放送や番組に影響はありましたか?

 「影響があった」との回答が7割。当然だろうが、大きな影響があったことがわかる。

 「番組内容を変更・差し替えも」「特番対応になった」といった内容の変更や「公開番組の無観客化」「無観客での収録、生番組の中止」のように番組にお客さんを入れられないこと、「イベントがなくなり、取材予定が大幅な変更となった」「放送と連動したイベントが先に中止になり、番組が移動となった」といった回答があった。自社主催か取材対象かを問わず、イベント中止の影響が多々あったことがわかる。

 さて視聴率がどう変化したか、新型コロナウイルスによって視聴率には変化がありましたか?

 「下がった」と答えたのは1人だけで、半分以上が「上がった」と回答したが、「影響はない」も半分弱あった。

「在宅者が増え、HUT(総世帯視聴率、ハウスホールズ・ユージング・テレビジョン)が上がったためと考えます」「ニュースや情報番組に関しては新型コロナ関連で視聴率が上がっている」などから、視聴率が上がった理由ははっきりする。在宅勤務や子どもの休校で家にいる人が増え、その人たちが新型コロナ情報をニュースや情報番組で追っているのだ。だから、視聴率が上がったとは言え、さほどうれしそうではない書き方に感じる。

 一方、「インターネットトラフィックは急激に伸びている。OTT(オーバー・ザ・トップ)、YouTubeの伸びは顕著」との回答もあった。これはケーブルテレビ局の方で、ネットのトラフィックもウォッチできるので、こう書いてくれた。YouTubeを子どもたちが見て、大人は「Netflix」や「アマゾンプライムビデオ」を見ているのだろう。「NHKプラスのトラフィックも始まったばかりとしては目立っている」という指摘も興味深い。

 次に新型コロナについての報道に対する意見も聞いてみた。意外にも、仲間内だからか手厳しい意見が多い。そして身内だからこそ的確な指摘が多いとも感じた。

 「専門家が多すぎ。誰の意見を信じればいいのかわからない」「感染者数にこだわりすぎで、先が見えてこない」。これらは誰しも感じていることだろう。

 「重要な情報源であることを自覚し、何回も特定の事象を報道することで『アナウンス効果』が出てしまうことを強く自覚し、信頼性の高い報道を堅持すべきだ」。これは影響力の大きさを自覚せねばという戒めだろう。

 「最悪の事態を想定する必要はあるが、政府もそうだが専門家も危機感をあおり過ぎ」。このあおりすぎとの指摘は重要だ。

 最後に「新型コロナウイルスと放送業界に関係して思うところがあれば書いてください」と問いかけて、コメントの回答をもらった。これが一番、面白いかもしれない。

 やはりCM収入へのマイナスの影響は出ているようだ。「今回自粛された広告が沈静化後ちゃんと戻って来てくれるのか心配である」「経済の停滞に伴う、広告収入、イベント収入の減少は言うまでもない」「長引くとローカル局にとっては経営に影響が出てくる恐れもあり、不安はあります。新年度に予定した新規事業も動きにくくなっている雰囲気は感じます」。今後への不安がじりじりと高まっているのは他業界も同じだろう。

 こんな声もあった。「街ブラやグルメは情報番組の主軸だが、明るく楽しくグルメ店を紹介する映像など世の中の空気感や現実とは乖離(かいり)があるように感じる。視聴者の心が離れていくのではないかと危惧する」「地域で連携する必要性や、局として何をやるべきかをきちんと打ち出せるか、差が出ているような気がする」。ここ数年、毎年起こる災害への対応も含めて、放送局の役割が変わっているのかもしれない。

 さてこうして見ていくと、放送への影響はかなり大きいことがわかったと思う。また同時に、意外にと言うと失礼だが、社会の役に立ちたい意志を感じる回答が多かった。そう、取材などで接すると、放送局の人たちには使命感のようなものを感じることが多い。

 そしてその使命は新型コロナウイルス騒動でますます重たくなり、またリニューアルもせねばならなくなっている。「彼らも、けっこう頑張ってるんだな」、と温かい目で見守っていただければと思う。この国ではまだまだ、テレビ放送の役割は大きいのだから。

Categorised in: ご近所の話題