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2020年3月13日

11613:肌の下を走る血管が丸見えに 米国の展示会で話題呼ぶ

清澤のコメント:地道な光学的な特徴を抽出できるカメラシステムの紹介記事です。目や光に関連する話題なので引用しておきます。 https://digital.asahi.com/articles/ASN393GXTN2VPLBJ002.html?iref=com_alist_8_06

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鈴木智之 2020年3月13日 11時00分

 手をかざすと、見えないはずの血管が、肌の下をうねうねと走る様子が画面に写し出される――。こんな不思議な装置を、奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教(画像情報処理)などのチームが開発した。

 装置を米ラスベガスで1月に開かれた世界最大級の技術見本市CESで展示したところ話題を呼び、用意したパンフレット3千枚がすべてなくなった。

写真・図版

奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教と開発した装置。手をかざすと、血管の様子が画面に写し出される=奈良県生駒市

 装置には、光を照射する市販のプロジェクターと、携帯電話にも使われる方式のカメラを配置。プロジェクターで光を照射する位置とカメラで撮影する位置を微妙にずらし、照射よりわずかに遅れて撮影する。

 すると、カメラは肌の表面で反射する光を捉えず、肌の内部を通る散乱光だけをとらえて、血管を写し出す。

写真・図版

新たに開発した装置を使うと、肉眼ではあまり見えない血管がはっきりと写る=奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教提供

 「血管の撮影はあくまで一つの応用例。人間には同じ白色に見えるが光の通し方が違う、牛乳、無脂肪乳、歯磨き粉を見分けることもできる」

 久保さんは2017年、米・カーネギーメロン大学で研究していた。そこで、雨粒に反射しない自動車用のヘッドライトが研究されていたことが、今回の開発のきっかけになった。

 「カメラで撮影した画像に基づいて、プロジェクターで雨粒のないところに光を照射したものだが、配置を変えれば、普通はあまり見えないものだけが撮れるのではないかと気づいた」

写真・図版

奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教が開発した装置。カメラとプロジェクターが入っている=奈良県生駒市

 今回の装置の特徴については「コンピューターによる処理がいらず、リアルタイムで写し出すことができる」と説明する。周囲が明るくても撮影することができ、動画を撮れば心拍数も推定できる。

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